【討ち入りの日】あら楽し 思いははるる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし 大石内蔵助
2015.12.14 01:38
あら楽し
思いははるる 身は捨つる
浮世の月に かかる雲なし
大石内蔵助の辞世の句である。
今年も、「忠臣蔵」赤穂浪士の討ち入りの日がめぐってきた。
元禄15年12月14日の夜、
実際は15日の明け方4時ころ
赤穂浪士47名が吉良上野介邸に押し入り、
吉良上野介を殺害して
主君・浅野内匠頭の仇を討った事件である。
内蔵助は、京都・山科で遊蕩三昧で、
腑抜け、腰抜けと言われていたが、
敵を欺くために、わざと「腑抜け」になっていた。
仲間内からも、軽蔑されていた面もある。
それも、敵を討つためである。
敵に戦意なしと侮ってはいけない。
敵は討ってこそ、敵である。
「勝利の全き所を専らに相働くべき事」
「お互いに仲が悪くて気に入らないこともあるだろうが、
目的は一つ、そこに向かって一枚岩となって働こう」
討ち入り前に誓った、4ヶ条のひとつ。
こうまとめるのが、指導者の役目だね。
その器量のある人がいなくなった。
15日明け方、気をつけなければならない人はいませんか?
(笑い)