2018神奈川県公立高校入試の各科目の問題を見て思ったこと⑤理科
①は英語 ②は数学 ③は社会 ④は国語 今回は理科を取り上げています。
安定して難しい。これが今年も理科の感想です。昨年と平均点もそんなに変わらないのではないでしょうか。
基礎的な知識がしっかりと頭に入っているプラスしっかりと問題を読み解くことが必要とされます。そして、これも他の科目と同様に、上位層にとってはシンプルそうに見えて、勉強が苦手な層にとってはめっちゃ難しく見えるというような2極化傾向のある問題だったかと。
とりあえず中身を見てみましょう。
2018年度 公立高校入試 理科
こちらに問題と解答が載っています。
ぜひ大人の方にも解いて欲しい。どういったものが「基本的な知識」として扱われているかを知ってほしいですね。
今年は中3内容がちょっと少なかった印象です。大問予想は当たりハズレがありましたが、概ね順当でした。
知識が足りていなかった方は、ぜひ教科書を片手に解き直しをしてほしいですね。「本気でやって間違える→解き直し」の流れが学力を上げるには一番です。物理や化学、生物の知識は高校でもお世話になりますから、受験が終わって元気に遊ぶのはもちろんいいけれど、必ず振り返りを。
逆に、各々の知識が整理されてセットで頭に入っている子はスラスラ解けている印象でした。そんな子たちの問題用紙には図や表がけっこう書かれていました。対照実験などの問題など、自分の頭の負担を軽くするためにも、メモや図表をどんどん問題用紙に書き込みましょうね。
そして、普段に勉強においても、教科書や資料集の図表、絵、写真などで言葉だけでない知識を入れておくことが重要です。
なんならそれを紙とペンと言葉を使って、親や先生、友達に説明できるぐらいにまでなっておけたら、一番の受験対策になると思います。
理科とは、世の理(ことわり)を知る科目。一生使える知識ですし、日常生活でも活かせることばかりですから、知的好奇心に身を任せて、どんどん知識を深めていきましょう。
やらされるのではなく、やる。これが勉強を楽しむ最大のコツです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
改めて、問題を出す方も、出された方も、お疲れ様でした。