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ラビリンス(姫路セントラルパーク)

2018.03.02 09:09

姫路セントラルパーク

長さ410m/高さ12m/最高速度38km /h/最大傾斜33°

明昌/ミニコースター

 明昌製のミニコースターと呼ばれるモデルで、現存するものだと、東条湖おもちゃ王国のテキサスブロンコ、芝政ワールドの海賊島タイフーンと全く同じレイアウト。ただし、この2つが西部の鉱山や海賊の住む島のような造形がなされているのに対して、ラビリンスは何もなく、比べると寂しい印象。他にも、モザイクガーデンのミニコースターやりんくうパパラのジェットコースター(いずれも閉園)も同じモデルで、関西方面でかなりヒットした商品といえる。他の同機種の身長制限が110cmなのに対し、ラビリンスは2度の骨折事故を受けて130cmとかなり厳しい制限にまで引き上げられている。

 車両は2×2の2両編成で8人乗り、トロッコのような形をしている。ヒットしたモデルではあるが、それは長さの割にはまとまっていて省スペースなことが1番の理由だったのではないか。中規模のコースターとしては速度も遅く大きな落下もないし、マッドマウスの亜流として考えても、急カーブになぜかカントがついてしまっているので、横に吹っ飛ばされるようなスリルもない。かなり中途半端で、全体的にもう一押し欲しいところ。

 姫路セントラルパークの地形上、傾斜にめり込むように設置されているので、駅舎はやたら高く、奥に行くほど地面が近くなってくるのは面白い。ただ、景色のことを考えるならば、逆向きに設置して欲しかった所。高さを一番感じるのが、乗り場に立っている時だ、なんて皮肉を言ったとしても、あながち嘘ではない。


B−


乗り場の開放感がスゴイ
下の道路から撮ると見上げるような高さに設置されている
一番奥ではレールが地面の上を走っている
綺麗な長方形にまとまっているレイアウト
おまけ