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#61 東京展まとめ

2018.03.07 12:37

東京展の上映がすべて終了致しました!

ご来場頂きまして

誠にありがとうございました!!

2月24日~3月2日(※映画学科は26日~)まで渋谷のユーロスペースで開催していた東京展(3学科合同ナイト上映)が先日をもって全上映プログラムが終了致しました。


自分たちが制作した作品が、映画館という場所で上映されたことはとても光栄なことで…

うまく言葉に言い表せれませんがとにかく嬉しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。

慣れないトークショーには各監督陣緊張した面持ちで、トークゲストの方にフォローして頂く場面も・・・。

そんな中でも、はじめての経験を各自楽しんでいたようにみえました。

そんな東京展を終えたばかりの監督陣に東京展の感想を一言ずつ頂きましたよ!!


〇2月26日上映

『カルチェ』植木咲楽監督 トークゲスト:菊池美世志プロデューサー

こんにちは!『カルチェ』監督しました、植木咲楽です!

渋谷・ユーロスペースでの上映にお越し下さった方々、誠にありがとうございました。たくさんの方に見ていただけてめちゃくちゃ嬉しかったです。何より、みんなで作った作品があのスクリーンに上映されているのは、本当に本当に感動でした。

そして冷や汗というか、脇汗をかきながらのトークショー。反省点が多すぎました。今年の目標は「うまく喋れるようになる」に変更したいと思います。温かく見守ってくださってありがとうございました。

さて、卒業制作展という形での上映は全て終了してしまったのですが、『カルチェ』はまだまだみなさんに観て頂きたいんです!

近々ですと3月10日(土)主題歌を担当してくれたDOBERMANさんとの

合同イベント「死ネマ生キネマ」!!!!!

大阪の十三にあるライブハウスGABUさんです。

まだ未見の方は是非是非お越しください〜〜〜〜

今後の活動はツイッターをご覧ください!

これからも『カルチェ』をよろしくお願い致します。


〇2月27日上映

『彷徨う五本指』中村瞳太監督 トークゲスト:仙頭武則プロデューサー

西の都からおはこんばんちは。

無事故無違反記録を更新しながら京都に舞い戻って来ました中村瞳太です。

内容として凄く濃密な数日間を過ごしたがゆえに、既にかなり前の記憶のように感じますが、2月27日に実はユーロスペースさんにて「彷徨う五本指」を上映させて頂いてました。

決して「大盛況」とは言えなかったのが心残りであり、現実であり、他の組への申し訳なさであり…

ただ、その中で作品としてやこれからの自分にとって発見や得るものはたくさんありました。

このような機会を与えて下さった、大学の皆様、ユーロスペース様、トークイベントを快諾して下さった仙頭武則さん、そして、作品を1年間一緒に作ってくれた組のみんな、毎日ユーロスペースで業務をこなしてくれた栗原翔、本当に本当にありがとうございました!

さて。これからどうやって生きていこうかな。


〇2月28日上映

『AWAY』タケウチユーイチ監督

地図アプリを見ながらシアターを目指す夜の道玄坂。思わず背筋が伸びた。その場所は渋谷の中でも、個人的に、とりわけ思い入れが強い場所の目と鼻の先にあった。そんな場所で卒業の印を映写できたことは、偶然にしては面白すぎた。良くも悪くも、ただそれだけだった。‬

‪京都の友達や恩師と、遠く離れたこの場所で遭遇することは、まるで海外で日本語で話しかけられたような気味悪さを感じる。でもそれももうすぐ当たり前になるのだと、渋谷の交差点で見送る友人の背中を見ながら、視界がひらけたような快感が体を走るのを感じた。最後の1年をかけて作った作品が、最後に僕を導いてくれた場所は、単なる日本の中心じゃなく、僕(ら)の「次の作品」が眠る場所だった。「AWAY」の雄一は都会から直ぐに帰ることを決意するが、ユーイチとしての僕は暫く帰る事は考えていない。‬


『たからものばこ』細川那奈監督・大野賀世監督 トークゲスト:キムラヒデキさん

細川那奈

東京展にご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

ユーロスペースさんという映画館の大画面に自分の作品を上映していただけたことに、まず感動いたしました。また、トークショー中や上映後は、生でお客様の反応を知ることができ、勉強になることばかりでした。

自分の作品は、まだまだ作り手の思いばかりが先行していて、「お客様が作品の世界に入り込んで楽しめる」ところまで到達できていないと感じましたし、特にクレイアニメについては、もっと沢山経験を積まなければ本当に表現したいものを作れるようにはならないなと思いました。

反省点ばかりではありましたが、組のメンバーの皆や先生方、関係者の皆様や観に来てくださったお客様など、たくさんの方にご迷惑をかけながらも支えていただき、また、作品を見ていただける機会まで作っていただき、本当に感謝の気持ちしかありません。

これからも地道に作品づくりをつづけていきたいと思います。

ありがとうございました。


大野賀世

東京での上映に足をお運びいただいた皆様、誠にありがとうございました!

卒業展も京都展から始まり、東京展へと続きましたが京都展は京都造形芸術大学での開催だったので、言わば今回の東京展が初の外の場での上映となりました。

まだまだ未熟な私達の初の上映でした。

沢山の方々に助けていただかなれば、この作品はこのように上映は出来なかったと思います。本当にありがとうございます。

これからも、この上映での皆様のお力添えを糧に、制作活動にいそしんでいきたいと思います。

今後の予定ですが、私、大野賀世の地元、富山県での上映を予定しております。具体的なスケジュールはまだ決まっておりませんので、TwitterやFacebookでの告知をご確認いただけると幸いです。まだご覧になられていない方も、もし北陸の方へお越しいただける機会があれば、是非一度遊びに来てください!


〇3月1日上映

『オーファンズ・ブルース』工藤梨穂監督 トークゲスト:横浜聡子監督

どうも。「オーファンズ・ブルース」監督の工藤です。

先日は、東京展に来て下さった皆様、本当にありがとうございました。

こんなに多くの皆様に観てもらえたこと、いろんなご感想も頂き、あの場に自分がいられたこと、改めて感謝いたします。

私は、大学に入る前にある小説を読み、大感動をしました。そして、その感動を誰かと同じ時間の中で共有する方法を探し、映画という表現を学ぶことを選択しました。

そういった意味で今回のような映画館という場所で上映をさせて頂けたことは夢のように感じます。

これからも上映のご機会を頂くたびにずっと感じ続けると思います。

「汚れた血」のドニ・ラヴァンさながらに、映画を観た誰かが走り出さずにはいられないようなそんな作品を作れるよう、これからも、映画にしがみついて邁進したいと思います。

ありがとうございました。


〇3月2日上映

『しかと青くあれ』栗原翔監督 トークゲスト:青山真治監督

東京展、1週間の上映が幕を閉じた。

唯一、東京展全日程に立ち会った身として、兎にも角にも無事、我々の作品を多くの観客に観て頂けたことがまず感慨深かった。

多くの眼差しが注がれるスクリーンの前に毎度の如く立たせて頂いたが、緊張すると共に、こんな機会は滅多にないな、とも思う。

きっと、どの制作者も京都展とは違ったものを感じたと思うし、喜びよりも打ちひしがれる気持ち(自分は特に)も大きかったかもしれない。

規模はさておき、名前も顔も知らない方に銭を払って観てもらうというのはこういうことなのか。

前段階の準備から、当日の運営、そして上映とトーク、その全てにおいていかに自分たちが狭い世界に甘えていたか痛感させられた。

同時に、皆が更なる制作意欲に掻き立てられたろう。

少なくとも自分はそうなった。

あそこはゴールでも何でもない、スタートでもないかもしれない。

これから世の中に出ていくのに、沈んでる暇なんてないな。


上映情報の続報をお楽しみに・・・!


それでは、またどこかで会いましょう!!

以上

\\タカハラ娘でした!//

٩( ᐛ )و( ˘ω˘ )( ˙-˙ )( ◠‿◠ )(ΦωΦ)