10/18 蟹座の下弦の月
メンテナンス月間を過ぎて再び星読みモード。
内側を眺めようと意識しつつも、気持ちは少し外を向いている。
それは水星逆行終了とともに顕著になって、ちょっと苦しくなる…
星空やホロスコープを眺めていれば戻って来れるのだ。
天秤座の金星が太陽に近づいていき、自分を中心に調和をとっていく動きが加速しているのかもしれない。
太陽フォールな時期の下弦の月は、月のホーム蟹座で起こる。
その人らしさで才能であれ、外から押しつけられたものや先天的にせよ後天的にせよ身につけてきたものであっても、いらないなと思うもの、もう古くなった殻は脱ぎ捨てていい。
月とオポジションの冥王星は順行に戻っていて、ラディカルな変容を促してくる。
満月の時はまだ無意識下だった冥王星が、顕在化してくる時間。
自由な、何にも縛られない自分の、ほんとうの望みはなんだろう?
下弦の月のサビアンは蟹座25°「右肩越しに突然投げられた黒い影 あるいはマント」。
黒い影だと思っていたものがマントだったとか、闇だと思っているものが望みを覆い隠してしまっているのかもしれない。
太陽のサビアンは天秤座25度「秋の葉の象徴が伝える情報」。
木々がその葉を落とすのは、来るべき冬に備えエネルギーを温存するため。
その前にひと時、色鮮やかな紅葉で私たちの目を楽しませてくれるんだけど、
綺麗な年があればそうでもない年もあって、人間たちはそれを好き勝手に評価する。
だけどその年の紅葉が示してくれる本質的な状況に目を向けよう。
例えばその夏の気候や栄養状態だったり、これからやってくる冬の厳しさを感じ取っているからこそ、表現する色合いや時期が異なってくるのかもしれないのだから。
私たちだって判で押されたように同じではないし、気分も常に一定ではない。
社会という型に押し込まれて生きてきたから、そんなことも忘れてしまいがち。
この次の新月は蠍座!
ますます闇の力が強まってくるんだけれど、
当たり前と思っていた型から抜け出し闇の中を彷徨っていたら、
本当に望んでいたものにぶち当たるかもしれない。
心の中の型や枠を外していこう...その方法すら一つとは限らない。
(10/18追記。)
何年も前の紅葉…。
今年も山へ紅葉狩りに行きたいなぁと思っていた矢先のコロナ…
治ったら登山とはいかなくても、紅葉がきれいなところへ行ってきたいな。
そろそろ治ってほしいと思うけど、太陽-月-冥王星のTスクエアがそうはさせぬといった感じ。
月が獅子座に抜けるまでは無理をしても仕方ない。
体調不良な中、余計なことは考えずほんとうにやりたいことはなんだろうと、ずっと考えていたけれど、ともかく健康が第一なんだってこと。
下弦の月のチャートルーラー水星が示すのは、
「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー 」。
体調が落ち着いたならようやく本音と向き合う準備ができるのだ。
明後日からまた仕事、と焦ってしまっては元の木阿弥だから…仕事をしながらでも、どんな瞬間でも、自分と向き合うチャンスなのだということ。
まだ少しぼーっとする意識の中で、少しでも心地良い在り方を。