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鳥肌が立った!

2022.10.01 03:20

マジで鳥肌が立った!


むかしむかし、1979から原宿のキディランド横から渋谷方面に続く裏道、通称「キャットストリート」の中に50'sや60'sロカビリーの古着や雑貨を扱う「クリームソーダ」というお店がありました。


代々木公園でロックンロールを踊る「ローラー族」御用達のお店。


店員はみんなテッカテカのリーゼントでカッコよかった。


そんな店員たちでロカビリーバンドを結成してライブをすることになったんだけど、その前から仕事終わりの店員の出待ちの女の子が夕方からお店の周りを取り囲むようになっていた。


結成されたバンドの名前は

BLACK CAT'S


キャットストリートの名前の由来は定かではないけど、その頃にはこの店員目当ての女の子が集まるのでキャットストリートの名前が定着していた。


伝説となった中野サンプラでのライブ


クリームソーダから自社ビルの「ピンクドラゴン」へ移った時に2階で行われたお得意様を集めたライブ


あっという間にロカビリー旋風を巻き起こしていった。


しかし初期のメンバーが離れていったり、いろいろあって活動は休止状態に。


ロカビリーブームも下火になった頃、ピンクドラゴンが新しいロカビリーバンドを送り出してきた。


それまで日本のロカビリーは歌の途中で歌詞の歌い尻を「フゥ〜⤴︎」って上げるような歌い方だったんだけど、それがあまり好きになれなかった。


それがロカビリーでも普通な歌い方でいくという。


こりゃ〜気になったね!


しかもバンドのドラムはBLACKCAT'Sの初期メンバー久米浩司さんが入るという。


素人の古着屋の店員が作ったバンドだったから正直、BLACKCAT'Sの演奏はそれほど魅力的ではなかったんだけど久米さんのドラムは好きだった。


そしてデビューしてのが

MAJIC


いやー良かった!


演奏のレベルも良かったし、ボーカルが変な調子を取らずに普通に歌い上げる。

一気にメジャーになったんだけどロカビリーの流行は長くは続かなかった。

もっと気取らない日常を歌う曲が流行り出していたから。 


数枚のアルバムで勢いを失っていった。


その後どうしたのかな?

と思ってYouTubeを見ていたら今年の初め頃かな、若いロカビリーバンドがコロナの影響でスタジオで昔の曲をロカビリー調にアレンジしたcover曲をバンドのチャンネルで配信していた。


はじめはギターの演奏が上手くて「へぇ〜」って思って聞いていたんだけど、あるときドラムの子が卒業しますとのことだった。


コロナ禍ということもあり活動を続けるのはさぞや大変だろうと思っていたが、その後、猫のスタンプを顔に貼り付けて誰かわからないようにしてるけど、どう見ても年配のドラマーが助っ人で入ってきた。


このドラムがメチャクチャカッコいい!


顔は隠れてんだけど貫禄があるというか、明らかに今までと違う!


前のドラムは音が出ているんだけど鳴っていないような感じでバンドの音の中でも引いた感じだった。


ギターやウッドベースのノリについてこないというか⋯


でも、どっかで見たことあるような⋯


特に1発強い音を出す時に左手を引くように叩く仕草がどこかで見たことあるなと思って誰かなぁ〜つわて思ってた。


しばらくして視聴者から

「あのドラムだれ?」

とか

「御大バレバレっス」

というコメントがつくようになり、ああ昔から有名なドラマーなんだなぁ〜


って思っていたら、それらのコメントに答えるようにモザイク消しまーすと動画の中でモザイクを取ったの。


その顔見て

「あー!浩司さんじゃーん!」


そう、助っ人ドラマーはBLACKCAT'Sの初代ドラマーでMAGICのドラマーだった久米浩司さんだった!

「うおー!上手いわけだよなー!」

って思ったら、ボーカルのミサキちゃんが

「私のパパでーす♡」って


えぇーー!


ボーカルのミサキちゃんのお父さんなのかよー!

ってか浩司さんの娘がロカビリーバンドのボーカルやってたのかよー!


って感じで、とにかく驚いたし嬉しかった。

浩司さんのドラムはさすがというか音が鳴ってるし走ってるし!サイコー!


元々、演奏とアレンジがとても良いバンドだったので演奏が格段に良くなった。


驚きとともに色々と動画を探して聴いていった。


そしたらBLACKCAT'Sの曲もカバーしてたのね。

残念だけど浩司さんが助っ人に入る前でドラムが「ん〜」なんだけど、ギターのアレンジや曲調が原曲をとても素敵に蘇らせてくれていた。


それ以外にもチェッカーズのジュリアにハートブレイク(ドラム浩司さん)の演奏がチェッカーズもこんな風なロカビリーテイストでやりたかったんだろうな⋯

と思わせてくれるし、とにかく浩司さんのドラムが走る走る!


懐かしい青春のメロディーが新しくカッコよくなって帰ってきた!


BLACKCAT'Sのカバーは大好きだった曲

「シンガポールナイト」

原曲もつけておきますので聴き比べると進化を感じられると思います。


あっ、その若いロカビリーバンドは

The Biscats

といいます。



シンガポールナイト(ビスキャッツcover)

https://youtu.be/i67C6n6Sb9U


シンガポールナイト(オリジナル)

https://youtu.be/UQ9HZ6BIxf4


ジュリアにハートブレイク(ビスキャッツcover)

https://youtu.be/E5VNOdB02TY


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#シンガポールナイト