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料理教室 TOMATO club

基本のだし汁の作り方、覚えていますか?

2022.10.02 05:55

和食レシピの材料に、だし汁200ccなどよく出てきますね。クッキングコースのレッスンでもみそ汁や煮物などによく使い、基本のだし汁の取り方を覚えておくと色々な料理に役立ちますよ。

『かつおと昆布の合せだし汁』
花かつおと昆布を使った合わせだしです。こちらは旨み成分の違いで生まれる相乗効果による旨みが豊富なだしが取れます。お吸い物や茶わん蒸し、煮物など幅広い料理におすすめです。

約800cc取れる作り方です。
①鍋に水1000ccと昆布10gを入れ、ふたを取ったまま中火にかけます。*時間に余裕があるときは火にかけず昆布を30分ほど浸しておきます。
②ぷつぷつと湧いてきたら沸騰直前に昆布を取り出します。沸騰させるとぬめりとえぐみが出てしまいます。
③花かつお10~20gを入れ、ふわっと沸騰したら直ぐに火を止めます。この状態で花かつおが底に沈むのを待ちます。
④ざるに濡らしたキッチンペーパー又は布巾を敷き、静かにこしてだし汁とだしがらを取り分けます。

『煮干しのだし汁』
市販の袋詰めの煮干しでだし汁が取れます。煮干しは内臓の部分が苦いため、頭と内臓を取り除くことで苦味がないだし汁が取れます。煮干しは鰹節と同じ旨み成分のイノシン酸が含まれています。みそ汁や麺類のつゆにおすすめです。

約800cc取れる作り方です。
①煮干し40gの頭と腹わたを取り除き、大きいものは身をふたつに割いておきます。
②鍋に水1000ccと煮干しを入れ、10~30分程浸しておきます。
③鍋を火にかけ、微沸騰でアクを取りながら約5~10分間煮出します。
④ざるに濡らしたキッチンペーパー又は布巾を敷き、静かにこしてだし汁と煮干しを取り分けます。

余っただし汁は製氷皿やジップロックなどで冷凍保存もできるので、すぐ使いたいときに便利ですね。