2022.10.1　祝瓶山

令和４年　１０月１日（土）　　参加者：１０名　　　ガイド：真鍋雅彦

コース：小国町コース～山頂ピストン　　　　　　　　　　　（所要時間約８時間）

　８月３日から４日にかけて山形県に大雨特別警戒が出て大きな災害がありました。２ヶ月

経った現在も復旧工事が至るところで行われています。今回登る祝瓶山もこの地域にあるた

め、一時通行止めの規制がありましたが、小国町側の規制が解除されて登ることができまし

た。小国町針生平（はんなりたいら）を出発してすぐ大石川に架かる吊り橋がこのコースの

一番怖いところ皆さんに慎重に渡ってもらい、次の渡渉点にでると唖然、先の大雨で洗堀さ

れて川の姿が一変していました。改めて水の威力を思い知らされた場面でした。その雨の心

配は全くなく好天に恵まれたこの日は、鈴振尾根に出ると北に現れる大朝日岳を真ん中に雄

大な眺めを見ながら、棒尾根の高度をひたすら上げ続けました。高木限界を超える一の塔に

出ると、展望は開けて飯豊連峰も見えてきます。切り立った尾根を登り切れば待望の山頂到

達で、さらに広がる360度の大パノラマの眺望が待ち受けていました。この日はどの山に登っ

ても最高の眺めだと思いますが、その中で祝瓶山の天を突きさすような鋭鋒は、周りから羨

望の眼差しで見られていたでしょうね。