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タナカフクロウの巣

別に救急スプレーはあんのやで?

2022.10.03 01:55

ここ最近、1ヶ月に1回死にかけてる。


こうして文字ブチ打ってるうちは凡な生活を続けていられるので、日頃の行いか、神か、適当な架空に対して雑な感謝をしたフリをする。


「おざす」的な。帽子取れよ的な。マスクずらして鼻見せてくんなよ的な。


何をまぁそんなカジュアルに死にかけとるんだと思うが、世の中には卑怯なトラップが数多く仕掛けられている。


8月。


糞アチぃなか、屋上で業者と会話。

「いやー、これクレーンないと無理っすねぇ。」

「ですよねー、いやーこれ外せないっすよねぇ?」

とかなんとか言いながら遠く離れたコンクリートと壁を眺める。室外機の群れを潜り抜けて、こっち無理っすかねぇ~なんて話をしながら、さらに梯子を上る。「バイオのロード画面」「私はジェフ・ハーディー」脳内の言葉を無視してゆっくり立つ。


結局、諦めて出直しますかという結論に至って先程の梯子を降りようとポジションを変えようとした。

すると足元が曲がって視線が下にズレた。左足だけが一瞬重力に飲み込まれて、落ちると思った。スローになって全身から汗が吹き出る瞬間がわかるぐらい全てがゆっくりになった。


脳ミソぶちまけグリーンジェル300ptGET死か

全身包帯ミイラマン参上になりかけたが、業者のおっさんが咄嗟に胴体を掴んでくれたのと、梯子に手が延びたのですかさず握力を5兆にした。助かった。


鉄骨、鋼、鋼鉄、カチカチ素材と認識していたが、

謎の「やわらか薄鉄」だったので足場が曲がった。


それだけのことだが、まじで死にかけた。

「あぶねぇ」

業者のおっさんが呟いた。

「あざしゅ」

情けない声で返す。


もう噛んだとかどうでもいい。こんなもんあざしゅや。急に笑えてきた。しにかけんのかい。



あの時、全身に伝った汗の感覚はリアルだった。

熱中症や病ではない凡ミスでしにかける。





9月。


放置しまくってたアレに手をつける。

「無理だったら業者に頼んでね」とか言うが、お金使ったら眉間にシワが寄るんだろうよ?とか思いつつ夜中に一人、マイナスドライバー片手にネジを取り外す。配線がごちゃごちゃしてる上に取り外すのに1時間かかりそうだ。ねむいけどやるか。


結論から言うと感電した。


ブレーカー切れてなかった。

銅線触ってブリリリリリィ!ってなった。

ビリビリとかじゃなかった。アホすぎて笑う。


あぶねぇ。


こんな凡ミスあるか?

マグナム4発、ハンドガンはパンパン、グリーンハーブと別に救急スプレーもあんのやで?


まぁ、そんな状態でもダメな時はだめだ。



10月の作戦は、いのちをだいじに。

ベホイミ多めで。

どうにもならんときはどうにもならんけど。

そんなかんじで。よろしく。