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成分作用がわかるとアロマはもっと楽しくなる♪精油の化学と仲良くなろう♪♪

ケトン類

2018.03.02 08:57

モノテルペン炭化水素類などテルペン系の骨組みに酸素が二重結合してできている芳香分子のグループです。

神経毒性や堕胎性(流産惹起作用)があるとされるグループなので、この成分が多く含まれている精油は、乳幼児、妊娠中または授乳中の女性、高齢者、てんかんを患っている方の使用は避けましょう。


ペパーミントのℓーメントン、ローズマリー・ベルベノンのベルベノンなど、芳香分子名の語尾は「~オン」です。

ちなみに、ケトン類で一番有名な芳香分子と言えば「カンファー」。語尾が「オン」ではありませんね。

実はカンファーは、正式には「ボルネオン」という名前なのです。

主な作用

粘液溶解作用

脂肪溶解作用

胆汁分泌促進作用

去痰作用

瘢痕形成(創傷治癒)作用


こんなことに使えそうです

痰や鼻水などの粘液を解消する粘液溶解作用に痰を解消する去痰作用があるので、風邪の初期症状や花粉症で鼻がつらい…というときのケアに。


脂肪溶解作用はダイエットにと言われますが、アロマだけで痩せるのはムリです(笑)ぜひ食事や運動など、生活の見直しもお願いします。

ニキビ肌で毛穴に脂が詰まっている…そんなときのケアにも使えるんじゃないかとわたしは思っています。


胆汁は脂肪の消化吸収のお手伝いをしてくれるもの。

胆汁分泌が促進されるということは、消化促進に繋がると考えられますね。

脂っこい食事のあとのケアに。


瘢痕形成(創傷治癒)は読んで字のごとく。

火傷のキズのケアや、手荒れなどお肌のケアに。

ただし、お肌が傷ついている場合、精油すらも刺激になることがあるので要注意ですけれど。

脂肪溶解と瘢痕形成でニキビ跡のケアとか…難しいかなぁ。


※精油はあくまでもセルフケアの範疇で収まることに使ってください。体調が思わしくないと思ったら、まずは受診して医師の診断を受けましょう。