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富山石文化研究所ブログ

閻魔堂入口の不動明王 その3

2022.10.05 23:00

図柄をみていただくと、普通の絵とちがいます。

これは梵字種子(ぼんじしゅじ)をデフォルメして絵にした「文字絵」といいます。

不動明王は、カンマ―ンという梵字種子が身体に使われています。

ためしに梵字部分を抜き出してみました。

このような文字絵・梵字絵は、当時版画として流行したようです。

学僧龍淵さんもそういうことを知っておられたのですね。

版画と違うのは、不動明王の顔の描き方です。版画では顔は右を向いているのですが、

龍淵画では、正面を向いています。

迫力がある顔ですね。

龍淵さんはこれを「自画」と言っておられます。