反射が残っているのはダメなこと?
こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。
固める反射・原始反射が
適切な時期に統合されずに
残存していると、
困りごとを抱えやすくなります。
(必ずそうなるわけではありません)
では、
反射が残っているのは
ダメなこと?
反射はなくさないと
いけないものなの?
ということについて
お伝えしていきますね。
反射が残っている自分はダメなの?
固める反射・原始反射は元々、
自分の身体を守ったり
赤ちゃんが身体の動きを獲得するために
備わった機能です。
お腹の中にいるときに、
衝撃で外に出てしまわないように。
身体に悪いものを
体内にいれないように。
生まれてからも、
おっぱいを飲むため、
起き上がるため、
物をつかむため、
立ち上がるため、
ひとつひとつ
人間らしい動きを獲得していくために
原始反射は必要です。
とても大切で、
必要だから反射があります。
▼固める反射ってなに?
▼運動嫌いさん・動くの苦手さんへ
必要なのに困りごとになるのはなぜ?
固める反射・原始反射は
自動的に起こる身体の反応です。
そして、反射を統合していないと
反射由来のお困りごとを
抱えやすくなります。
安心安全なはずの日常生活が、
怖くて不安なものに感じてしまう。
身体に力が入ってグッタリ疲れる。
動くのが億劫、がんばれない。
攻撃的になることもあります。
自分でそうしようと思っていなくても、
身体が勝手に動いてしまう。
必要なときにだけ使ればいいのですが、
コントロールできずに
日常的に自動で起きる。
それが、
困り事につながりやすいのです。
反射は悪者じゃない
必要なときにだけ
反射を使えるようになるには
【反射の統合】をすることが必要です。
反射を統合すると、
普段は反射が出にくく、
反射が出ても引っ込みやすい。
必要なときにだけ
反射を使える状態になると、
暮らしは格段に楽になります。
反射は悪者ではないけれど、
大人になった今
「必要なときだけ出てきてね」と言って
普段は卒業したいですね。
反射の影響、統合すると…
固める反射・原始反射は
身体の動きだけではなく
メンタルにも大きな影響を与えています。
自分の性格だと思っていたもの、
例えば引っ込み思案、
不安・心配性、
面倒くさがり、
うっかりミスや衝動的
といったことも、
実は反射の影響だった。
統合したら気にならなくなった、
ということも起こります。
反射が残っている自分はダメ、ではなく
まだまだ知らない自分が
眠っているということ。
反射を統合することは
本来の自分に戻っていく
本来の能力を
まっすぐ発揮できるということに
繋がっていきます。
できることが増えていくことは、
大人にとっても大きな喜びです。
(2021年10月の記事を修正・加筆しました)
★今週末、広島へ行きます★
10月9日(日)夕方
反射の統合ワークセッション
おひとり可能です。
🕊大阪・京都・山陰🕊
脳と身体を育てる
反射の統合ワーカー
大島 明恵