裂織徒然
2022.10.05 03:18
こうして雨の日は ともすると気が滅入るかも。
でもね、何かをしなきゃ!と気負うこともなく。アポイントもないので集中できる日とも言える。
ちょっと暗いので手元にライト そして眼鏡
先程ミネストローネを仕込んで火にかけている。
それにしてもすごい雨だな。
さてそんな日は裂織の布をチョキチョキやるのにちょうどいい。
先日アース系の色の織りにはやはり差し色が欲しいなと思った。滲んだような染めは織るとよりぽわんとするので、おりながら方向を決めていくのもいい。
糸の織りほど意図的でない気まぐれなのも楽しみだ。
布を裁っていて工夫がいるのは薄い物。
Tシャツのような重いものは平たい作業台に平らかにしてシャッシャといけるが、薄い布は向こう側を留めて、張るようにして裁っていく。
そういえば 母の裁縫箱には棒が立てられるようになっていて、そこに紐とその先に洗濯ばさみのようなものがついていて
縫い先が見通せ、縫いやすいようになっていた。
(私はそれをママごとの基地に見立てて引き出しを台にしたりして遊んだが)
今の裁縫箱にはそうした細工がないので
そういう仕掛けを作業台に作って引っ掛けて裁っていく。
地味な作業。
でも考え事には誠に都合が良い。ジョギングの時のような感覚になる。誰かとやってても無口になる時間。さてそろそろゴール。今日はこれまで。