エゾシカってどの位大きくなるの?
エゾシカは、北海道のみに生息するニホンジカの亜種です。
エゾシカはその名の通り、世界でも北海道にしか生息していない野生生物です。
北海道で生息してきたエゾシカは、先住民族アイヌの人々にとって大切な動物でした。そのお肉は貴重な食材として、毛皮や皮革は衣類としてムダなく利用。アイヌ語のシカ=「ユク」に「獲物」という意味があることからも、暮らしに密着した自然の資源として親しまれていたことがうかがえます。
本州以南のニホンジカよりも体が大きく、オスの場合、最大で体長190cm・体重150kgに達する国内最大の草食動物です。
明治初期の大雪と乱獲により一時は絶滅寸前にまで生息数が減少しましたが、 禁猟などの保護政策を行うことにより、個体群を維持するまでに生息数が回復しました。 エゾシカの持つ高い繁殖力と、生息環境の変化により、 現在は、急速に分布域を拡大しながら生息数を増やしています。
その結果、農林業被害や交通事故の増加などの人間社会への影響や、 強度の採食や踏み付けによる生態系への影響などが深刻な問題となっています。
農林業被害金額のうち、全体の8割がエゾシカにより占められています。
平成28年度は39億2千万円の被害額。
牧草が20億5千万円で全体の約5割を超え、次いでビート、水稲、ばれいしょ、デントコーン、根菜類の順になりました。昨年より、ばれいしょ、デントコーン、飼料等、大豆、葉茎菜類で被害額が増加しており、中でも葉茎菜類で大きく被害額が増加しています。
増えすぎたエゾシカを節度をもって捕獲し、数を適正に管理しながら自然の資源として有効活用すること。それが北海道の自然や生態系バランスを守るとともに、私たちの暮らしに新たな恵みをもたらすことにつながります。
放置すれば、エゾシカ自体も、自然そのものも我々の暮らしも基盤から崩壊してしまいます。そして、現状、その駆除されたシカの大半は捨てられています。
森を駆け巡って育ったエゾシカのお肉は100%天然の食材、しかも栄養たっぷりのヘルシーミート。脂質が少ない赤身肉は高タンパクで鉄分などのミネラルが豊富に含まれ、メタボリック症候群や貧血の予防にも役立ちます。
エゾシカをおいしくいただく。それが森・エゾシカ・人間が共に生きる支えに繋がります。
鹿肉を食べる事はエゾシカの生命を大切にする事や、地方経済を助ける事に繋がります。
多くの方々がエゾシカを、美味しく食べて幸せになる事で消費需要が増えれば、廃棄されていたエゾシカ達も感謝され命を繋ぐサイクルが出来上がります。
地方経済を助ける事は日本を助ける事になります。美味しいエゾシカ肉を食べて、幸せになる事が日本の国益にも繋がります。
正しく仕留められ、処理され、管理されたエゾシカ肉は臭みがありません。熟成をするとその旨味成分は倍加され、更に美味しく柔らかくなります。
山の恵みに感謝し、美味しく食べて健康に、エゾシカ肉はそんな食材です。
保健所認可 北海道 エゾシカ肉加工販売
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