酒粕料理
先月は酒粕をテーマとした料理教室をやらせていただきました。
ロングセールスとなっている、著書「ゆる粕レシピ」(池田書店)を中心に、酒粕の魅力を余すところなくお伝えできていたら幸いです。
日にちごとに蔵を決めて、日本酒と酒粕を統一してお届けしました。
私の酒粕愛は本物ですが(笑)、日本酒自体はあまり詳しくなく、著書2冊の出版も含め、多数の関係者様のお力添えなくしては有りえませんでした。
まずはご紹介からさせていただきます。
まずは、毎年酒粕を送っていただいている福小町の木村酒造さん。
左の大吟醸 福小町はIWC(インターナショナルワインコンクール)でチャンピオン・サケの受賞歴もある高級品質のもの。
桐箱入りです♪
私も長年飲んでみたかったのですが、機会を逃していたので、この機会にいただきました。
日本酒らしいこっくりとした、そしてキラーンとした輝きを感じるお酒でした。
サイトはこちらです↓
右は今をときめく新政さんの酒こまち。
酒粕の本の企画段階からのご縁で、日本酒=秋田というぐらいの存在の秋田のお酒。
今回もこんなにお世話になりました。
秋田のお酒と酒粕💞
新政さんの他に、喜久水さん、雪の茅舎さん、天の戸さん。
これらは全て、能代の「天洋酒店」さんにアレンジしていただきました。
写真は1部なのです。
大きな段ボール2個のご手配、いつもお世話になり有難うございました!
天洋酒店さんはこちら↓
天洋酒店さんや福小町さんをはじめ、秋田とのご縁は酒粕本などで相方となってくれた、編集者の佐々木香織さんのおかげに他なりません。
佐々木さん、いつも本当にありがとうございます♪
更に、今回秋田勢に加えた関西のお蔵がひとつ。
丹波の西山酒造場さんです。
昨年参加させていただいた、「発酵と酵素の機能食品研究会」でご縁でした。
こちらのお蔵はご覧の通り、デザインにもこだわられていて、女子うけ間違いなし!
日本酒も美味しいですが、リキュール類もとても美味しかったです。
甘酒ヨーグルトは常備したい美味しさです。
西山酒造場さんはこちら↓
今回の酒粕料理教室企画は、普段の教室の生徒さんからのリクエストから始まり、口コミでお誘いするうちにあっという間に希望者が集まってしまったという、ありがたい展開でした。
いまだに「追加クラスはありませんか?」とご質問いただくのですが、ごめんなさい!
酒粕は旬がないようであるので、いろいろご紹介したい私の要望を考慮すると、期限に限りができてしまって。
またの機会によろしくお願いします♪
定番の粕漬けや汁物はもちろんのこと、意外な使い方の方が皆さんお知りになりたいだろうと、料理の点数は多めでした。
こちらは生クリーム要らずのヘルシーカルボナーラ↑
代わりに、普段よりはデモは少なめ、レシピも既存のものを使わせていただきました。
レシピや作り方を直にお伝えすることが仕事だと思っているので、そこに新規のものが少ないなら、料理は多目に!というスイッチが入りまして。
まあ、これが自分で自分の首を絞めることになるのですが・・・苦笑
ウエルカムドリンクはプレーンの温かい甘酒と、冷製のフルーツ甘酒を日替わりでご用意しました。
上の黄色いのがパイナップル味、薄い黄緑のがキウイ味です。
こちらは牛ごぼうの酒粕グラタン。
ふろふき大根の味噌にもゆる粕をプラス。
おつまみセット。
野菜の粕漬けと、ねり粕に直接漬けた「吟醸粕漬け」です。
時間の読みが甘いのはいつものことなんですが、今回は特に!
写真を撮る余裕がなくて、4日間やらせていただいたのに、写真はほぼこれで全てなんですよ。
大好評だった「吟醸麻婆豆腐」はピントがボケボケのしかなかったので、別日に撮った写真ですが↑
里芋のコロッケも酒粕入り。
これは1から生徒さんが作りました。
またお持ち帰り用に、バジル入りのペーストを作りました。
これをさっと塗ってすぐにできちゃう、ブルスケッタがこちら↑
デザートは「酒粕プリン」から始めたのですが、2日目以降は「吟醸アイスクリン」で安定供給(汗)
もともと、このクラスは「内容は先生にお任せ!」と言ってくださる方々が発起人で、一般募集はしませんでした。
なので、状況を見てメニューの変更も可能でき、自由度が高かったです。
これ以外に、粕漬け焼き(肉・魚)、粕汁をお出ししました(写真撮れず)。
お伝えしたいことが山盛りすぎて、採算度外視・・・ではなかったんですが、結果的に(汗)。
体力使い果たしたんだから、もっと採算も考えないといけないですね。
まあ、今回はいいことにします。
赤字になっていないことを願って。
最後に、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回、タガが外れた主なきっかけは、自分を支持してくれる人に応えたい、大切にしたいという思いだと思います。
企画自体も自然派生でしたし、とても嬉しかったんですね。
人間関係の基本は信頼だなあと改めて思えたり、酒粕・日本酒にふさわしく、味わい深い余韻に浸っています。
ありがとうございました!