振付けを創る作業
よく人から
「自分に厳しすぎる」とか
「自分を厳しく律している」などと
言われますが全然そんなことは無いと
自分では思っています。
むしろ
全然厳しくなくて
やりたいようにやっている方ではないか?
面白いこと、好きなこと、楽しいことしか
やっていないんじゃないか?
そう思っています。
では何故そう思われてしまうのか
過去のブログの中に答えをみつけた気がしました。
**2009年10月のブログより**
今日 振付に煮詰まったとき
気分を切り替えようといろいろ試して
その時なぜか
フランス語の発音練習をしました
耳を 目をひらいて聴く・見る
何かを感じとろうと努力する
必死に真似る
それまで感じなかったなにかが
ちょっとでも感じられれば
もっとやってみたくなる
その事を誰かに伝えたくなる
それでまた話したり、
演奏したり、
踊ったり、
振りを作ったりしたくなる
そういうことが私は
とてもとても好きだということがわかりました
だからダンスを「教えること」が
こんなに面白くなったのかもしれない
だから バッハに振りをつけたいなんて
無謀なことを思いついたのかもしれない
「そうじゃない もう一度! そうじゃない もう一度!」
いろいろな場面で、そう言われる事が苦手な人が多く
できません。
わかりません。
難しいです。
無理です。
簡単にそう言ってあきらめてしまいます
でも 私は 音楽でも ダンスでも フランス語でも
「違う。もう一度」
そう言ってもらえた頃が懐かしく
そう言ってもらえることは とてもとても
面白く楽しく幸せなことだったと
そう思えるのです
どうもひとりきりになると
自分で自分に
「そうじゃない もう一度!」
とやっているようなのです
きょうは友人から
「完璧をめざしてばかりいないで
先に進めないと間に合わないよ!」
と言われてしまいました
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無から形あるものを生み出す
クリエイションの作業の
お話しです。
発表会後の
ジュニアさんの感想は
皆と協力して作った
インプロからの創作部分が
一番楽しかった!という
感想が多かったです。
『大変』だけど『楽しい』
『簡単』は楽だけど
特に楽しくもない
このことがわかってくれた
ジュニアさんがいる事は
発表会の収穫でした