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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

第2回 「仕事」 episode1

2018.03.03 13:00


仕事とは。

例えば、無人島に自分一人が漂流したとする。

周りを見渡しても、助けに来る感じはしない。その

島で自分一人で生き抜かねばならない。

どうするか。まず飲み水の確保。そして食料の確保。あとは寝る場所の確保。生き抜くためには必要なことだ。気力のある限り最低限のことをやらなくてはならない。自分自身のために。自分の気力が尽きた時が死ぬ時である。


では、この無人島に三人で漂流した場合はどうか。

多分役割分担をするだろう。

一人は飲み水の確保。もう一人は食料の確保。最後の一人は寝る場所の確保。

飲み水を確保しにいった人はこう思うだろう。「私が飲み水を確保出来なかったら、自分はもちろん他の二人も死んでしまうだろう。何としても飲み水の確保をしなければ。他の二人も私の為に必死になって、食料や寝る場所の確保をしているだろう。」と。

そしてその夜、三人が集まってお互いの成果を確認しあい、共に生き延びていく。誰が欠けても三人共に生きることが出来ない。共存共栄こそが仕事なのだ。

社会の仕組みが大きくなればなるほど、その共存共栄ということが確認出来ない。サボっていても周りが仕方なく助けてくれる。

そのうち、「仕事とは何か? 働かなくてもいいんじゃないかな。お金もあるし。」という発想になってしまう。

「自分だけは仕事しなくていい」なんて理論は成り立たない。世の中全員の人が「自分だけは仕事しなくていい」と言って仕事をしなくなった世界を想像してみたらいい。



三日も持たないから。

それが仕事。