自然食工房めぐみが生まれるまでの物語VOL4
何人かの方に、「楽しみにしているよ♬」とのメッセージを頂き、
感激しています。
お読み頂きまして、ありがとうございます。
さて、VOL3では、母の事を正直に書きました。
では、私が、子供たちをどのように育ててきたのか?
このfacebookを読んでいる私の3人の子供にも、
今まで真っ直ぐに話すことができなかった事を、
正直に伝えたいと思います。
子供の頃の私は、お砂糖が嫌い。
野山を駆け回って遊んで、木苺や土筆、セリ、ヨモギ、
気になっている果物を食べたりと、野生児でした。
植物の酵素をたっぷり摂っていたのでしょうね。
おやつは、お芋やトウモロコシ等が好きで、
時には贅沢に果物を食べたりしていました。
小さい頃から料理が大好きでした。
学生時代は、コンビニやお弁当屋さんもないので、
毎日のように友人と手作りの夕食を楽しんでいました。
結婚してからも野菜中心の食生活でした。
フルタイムで働きながら、3人の子供を育てる。
その間に、家を建て主人の親と同居し、
気づいたら8人家族の食事を賄っていました。
家族の協力があったので、出来るだけ手作りでと、
毎日のように大鍋で料理を作りました。
特に子供たちが小さい頃は、良いものを食べさせたいと思って、
肉や魚、卵をたっぷり使い、丁寧な料理を心がけていました。
子供や主人が喜ぶものが作りたいので、
粉末の出汁の素やコンソメ類は、毎日必ず使いました。
当時は、化学調味料を使っているという自覚すらありませんでした。
子供の好きなハンバーグやトンカツ、唐揚げなど、
毎日のように作っては、食べさせていました。
手抜きをしたい時には、肉や魚料理が手っ取り早く、
煮たり焼いたりして簡単に食べれるので、重宝しました。
野菜は、洗って切って、それから調理するので、
ついつい面倒になっていしまい、
気がついたら、家族が喜ぶ肉や魚が数品並び、
ドレッシングをかけた野菜が添えられる、
今考えると、化学調味料満載の食事でした。
子供には、ジュースは飲ませませんでした。
砂糖が苦手な私の体質と似て、3人の子供もジュースは特に欲しがりませんでした。
ジュースの代わりに私は、毎日1Lの牛乳を3本買って、
常に冷蔵庫に牛乳が5本ほど入っていました。
子供たちは、水代わりに牛乳を飲んでいました。
私は子供たちに、
「骨や歯が強くなるから、牛乳を飲みなさい。」
と、言いました。
子供たちも牛乳が大好きで、
一人が一日1Lを平気で飲んでいました。
子供たちにジュースを飲ませないで、牛乳を飲ませている私は、
良い母親だと威張っていたくらいです。
3人共、牛乳への不耐性やアレルギーなどはありません。
28歳、26歳、23歳の今でも牛乳が好きです。
私は、母親として、子供たちに元気にすくすくと大きくなって欲しいと願い、
毎日の食事を作ってきました。
子供たちの生活に、親は絶対です。
親が調理したものが子供にとっての絶対の栄養。
化学調味料や食品添加物満載の食事ばかり作っていて、ごめんね。
冷蔵庫に牛乳ばっかり入れてて、ごめんね。
料理にマーガリンを一杯使っててごめんね。
一つ一つ上げていたらキリがないほど!
親が子供の身体を思って作っていたのに!
気がついたところから、
みんなの命に繋がる食事を見直して行くからね。
そんな気持ちでいっぱいです。
今は、私の大好きな子供たちには、
そろそろ牛乳を卒業して欲しいと思っています。
カルシウムは牛乳からではなくて、
海草や豆、野菜から十分にとれる事を伝えたいと思います。
今はとても穏やかな気持ちでいます。
私は、その時々で、
自分の知っていることで、精一杯子供や家族とともに過ごしてきた。
例え間違ったことがあったとしても、
愛を持って、子供たちと接してきた。
ただ、私には、知識がなかっただけ、
知らないことが多すぎたと思います。
自然食工房めぐみにたどり着く過程で、
様々な出会いがあり、学びがあり、現在進行形で学んでいます。
学校でも教えてくれない、
本当に大切なことを、
私たちは、何処でどのようにして、学んでいったら良いのでしょうか?
つづく。。。