感謝しないといけないのはわかってるけど・・・

ミチコさん（43歳）は、ひとり娘のエリさんを私立中学に入れ、今は「自分がやりたいこと」を探している最中です。

去年娘を中学に入れてほっとしたのか体調を崩しました。

めったに具合が悪くならないから夫のケンジさんは意外だったみたいです。

寝込んだミチコさんの枕元で、『で、オレは何を食べればいいの？』って言われました。

ミチコさんの心身には夫ケンジさんへの恨みが溜まっていたことに気が付きました。

そのひと言でミチコさんはキレました。

いつか絶対、この人がげっそりするほどの復讐をしてやろうと心に決めました。(笑)

人の何倍も稼ぎ、楽な生活をさせてもらっていることに「感謝しなくてはいけない」とミチコさんはいつも思っています。

だが、病気の妻に「オレは何を食べればいいの？」と聞く夫に素直に感謝することができない現実。

夫のケンジさんは家の中を完璧にすることを求めている。

機嫌が悪いと棚を指でなぞってミチコさんの顔を見るんです。埃が溜まっているんでしょう。

ミチコさんは知らん顔をします。

「この人に愛情なんて持てない。」

だけど別れたら、ミチコさんは今の生活ができない。

だから夫のケンジさんが居心地いいように暮らしを整えるのがミチコさんの仕事だと割り切るようにはしています。

それでもときどき、ため息が出ます。

「夫がいなくなって、なおかつ今の生活が保てれば。」

ミチコさんは苦笑いしながらそう言った。

貴女は何を感じますか？

貴方はどう考えますか？

3/14(水)15:00から

家族ゲームというイベントを開催します。

毎日の生活をもっと楽しみにできるように。