🌼土手に咲く花は可憐だが力強い🌼
第2回目の投稿です。荒川運動公園桜堤付近を散策すると季節ごとに野草の花が楽しめ、色々と発見もあります。植物については私自身がズブズブの素人なので、ネット等でそれぞれの花の概要をいろいろ調べながら解説やコメントを入れて行ければと思います。
撮影日:2022年3月24日 「つくし誰の子スギナの子」
撮影日:2022年10月30日 「スギナの葉」
スギナ:トクサ科 トクサ属 多年草 在来種
スギナはシダ植物の仲間なので花は咲かず、地下茎から伸びてきた胞子茎と呼ばれるものから胞子を放出し繁殖します。この胞子茎のことをツクシ(土筆)(上の写真)と呼んでいます。ツクシは3月中旬頃に伸び始め胞子を飛ばす役目が終わるとすぐに枯れます。そのあとに栄養茎と呼ばれるスギナの葉(下の写真)が同じ地下茎から伸びてきて地表を覆います。ツクシが見られる期間は2~3週間と短く桜の開花時期の前後に姿を現し始めます。
スギナの花言葉:「向上心」「努力」「意外」「驚き」
ツクシの花言葉:「向上心」「意外」「驚き」
撮影日:2022年3月29日 「ムラサキツメクサの球体の花序」
ムラサキツメクサ:マメ科 シャジクソウ属 多年草 外来種
花言葉:「勤勉」「実直」「豊かな愛」「善良で陽気」「快活」「貴ぶ」
別名アカツメクサと言います。よく知られている野草にシロツメクサがありますが、これの色違いかと思っていました。近縁種ですが別種だそうです。知りませんでした。この草は明治期以降に日本に入ってきた外来種とのことです。
撮影日:2022年4月7日 「土手の斜面で開き始めたタンポポの花」
タンポポ:キク科 タンポポ属 多年草 在来種、外来種、交雑種もあり
花言葉:「愛の神託」「神託」「真心の愛」「別離」
タンポポには大きく分けて日本に自生するニホンタンポポと、外来種のセイヨウタンポポの2つがあるそうです。現在日本で確認されるタンポポの8割ほどがセイヨウタンポポかその交雑種だといわれていて、普段見かけるタンポポも多くがセイヨウタンポポになっているようです。この写真もセイヨウタンポポです。英語名は「ダンデライオン」で、これが広く知られるようになったのは松任谷由実の「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」のリリースの影響が大きかったのでしょうか?(この辺の話は定かではありません。)
撮影日:2022年4月7日 「荒川堤に群生するシロツメクサ」
シロツメクサ:マメ科 シャジクソウ属 多年草 外来種
花言葉:「幸運」「約束」「私を思って」「復讐」
漢字では白詰草と書き江戸時代にオランダからの荷物(ガラス器とか)の詰物として渡来し、その後、明治初期に牧草として導入されたものが全国に帰化したとのことです。
撮影日:2022年4月8日 「夕日に映えるカラスノエンドウ」
カラスノエンドウ:マメ科 ソラマメ属 越年性一年草 外来種
花言葉:「小さな恋人たち」「喜びの訪れ」「未来の幸せ」
漢字にすると烏野豌豆、音節の区切りは「カラスノ エンドウ」ではなく「カラス ノエンドウ」です。外来種で牧草を輸入した際に種が付着してきたのではないかと言われています。また農耕の始まった新石器時代からローマ時代までは食用として栽培が続いたとされますが、現在では雑草や家畜の飼料として扱われています。
撮影日:2022年5月4日 「発芽したヤセウツボ」
ヤセウツボ:ハマウツボ科 ハマウツボ属 一年草 外来種
花言葉:「依頼心の強い」
寄生植物の一種で外来種です。葉緑素を持たないので全体的に茶色っぽい色をしています。マメ科やキク科などの植物に寄生するそうで、写真ではシロツメクサの群生の中にニョキッと芽を出しています。茶色のアスパラガスのようですね。少々不気味でもあり何か生命力を感じます。
撮影日:2022年5月10日 「半日陰に咲くヒレハリソウ」
ヒレハリソウ:ムラサキ科 ヒレハリソウ属 多年草 外来種
花言葉:「努力」
日本へは明治時代に導入され、観賞用や家畜の飼料として利用されたほか、食用や健康食品としても利用されブームになったこともあったとか。大量に服用すると肝機能障害をおこすとして、現在は摂取を避けるよう指導されているそうです。野草感漂う不思議にきれいな花です。
撮影日:2022年5月15日 「ヘラオオバコ」
ヘラオオバコ:オオバコ科 オオバコ属 多年草 外来種
花言葉:「素直な心」「惑わせないで」「繊細な美」
ヨーロッパから江戸時代の末期に日本にやってきた植物で、要注意外来生物に指定されています。要注意外来生物とは在来種の生態系に悪影響をあたえる可能性がある植物のことです。法的規制はありませんが、強い繁殖力をもつので登録されているそうです。身近なハーブとして薬効があり、咳を鎮める・去痰・利尿の効果もあるそうですよ。原産地のヨーロッパでもハーブとして食用や薬用に利用され家畜用飼料としても栽培されているとか。何かと役に立つ植物のようですが、ネットでいろいろと調べるまで知りませんでした。勉強になります。
撮影日:2022年5月19日 「春の土手に群生するマメグンバイナズナ」
撮影日:2022年6月11日 「成熟期を迎え色づいたマメグンバイナズナ」
マメグンバイナズナ:アブラナ科 マメグンバイナズナ属 越年性一年草 外来種
花言葉:「頑張って」
明治時代中期に渡来したもの。和名の由来は果実の形が相撲で使う軍配の形に似ていることからついたとか。写真2枚を付けましたが、上の画像は中央付近の白い花部に近寄って焦点を合わせてシャッターを切ったら、バックのボケ具合がいい感じになっていました。下の画像は6月に入って果実がムラサキに色づいて成熟期の雰囲気を醸し出しています。
❀編集後記❀
今回の投稿では今年の3月から6月までの写真を中心に11ショットの画像を選んでアップしました。「スギナの葉」だけは春に撮影していなかったので後追いで10月に撮りに行きました。野草の写真はたくさん撮り溜めしてありますが、ベストショットを選ぶととなるとピントが甘かったり余計なものが写り込んでいたりして悲しい気持ちになりました。でも失敗はいい教訓になるので次回に生かせればそれでいいですよね。写真は風景にしても植物にしても自然の一部を切り取ると言う行為ですが、自分の持つ感性がストレートに出てしまうような気がします。「感性」ってよく言う「磨く」方がいいのか現状のままを大切に維持するほうがいいのかよくわかりませんが、ピントだけは対象物にしっかり合わせられるよう精進して行きます。
次回のテーマ何にしようか思いあぐねてます。ではまた。