これだったらドラえもんじゃなくてもいい
出展:http://netgeek.biz/archives/93101
しかしこの映画のポスターは素敵。他にも何枚かあって、全部良い。
この前の金曜、テレビでドラえもんの映画「南極カチコチ大冒険」を放送していたので観てました。
僕は100%大山のぶ代さんドラエモン世代で、藤子・F・不二雄先生が生きていた頃のドラえもんしか観ておらず、最近のはほとんど知りませんでした。
でもせっかくだし、と思って久々にNHK以外のチャンネルを観たんですけど、
なんだあれ!
ドラえもんのこと話す前に一言いわせてくれ!
CM多すぎにもほどがあるだろ。ドラえもんの映画2時間20分くらいあったぞ。しかもエンディングカットって。
もう、そういうのすごい嫌いで、本編だけ観えりゃそれでいいだろ、っていうガサツな何もわかってない人が編集しているのが伝わって心の底から嫌気がさしました。
こういう人って「胃に入れば何だって同じだよ」って紙の上に食べ物ぶちまける人間と同じ。
最悪。
藤子・F・不二雄先生がなくなってから作られたドラえもんは、テレビ版も1回くらいしか見てないのですが、ドラえもんのキャラクターを使ったまったく別のアニメですね。
藤子・F・不二雄氏の精神がまったく受け継がれてなくて、単なるギャグアニメか、表面上のストーリーコピーなだけ。
ドラえもんってのは、その話の中に織り込まれた強い強いメッセージが素晴らしいのであって、面白おかしく展開していくだけじゃダメなんですよ。
これだったら、ドラえもんじゃなくても何でもいいじゃないか。
ということで内容もCMの長さにも辟易しまして、DVD借りて口直ししました。
今回借りてきたのはこれ。
2日連続で借りてきてしまった。
藤子・F・不二雄先生が手がけた大長編ドラえもん(映画版)は3周以上観てます。
はぁ〜、やっぱこれだよね。
荻原明(おぎわらあきら)