日報を100回書いてわかった100bのこと
ゴッティです。
3夜連続ブログ更新、中日(ドラゴンズではない)の今日は「日報」の話です。
(頭の中で構想練りながら思ったのですが、たぶんこれ結構長くなります。お付き合いください。)
→追記:ほんとに長くなりました。笑
タイトルにもある通り、去年の4月末に内定者バイトを始めてから自分は日報を100回以上書いています。
多分18内定者同期ではそんなに書いてるのは自分ぐらいな気がします。つまり、今回書くような学びを実感できているのは自分だけです。
これは完全にチャンスだ!!ということで、気合い入れて書いてみようと思った次第です。
※なお、タイトルの「日報を100回書いてわかった100bのこと」ですが、
前者の100は十進数、
後者の100は(末尾にbがついてることからも明らかなように)二進数
となっております。圧倒的あしからず。
※強い言い方をしている部分がいくつかありますが、周りへの批判の気持ちや「自分のやり方が正しい」などといった思いは一切ありません。あくまで一個人の意見として受け取っていただければと思います。
※ただ100回でちょうどいいから書くことにしたってだけで、それ自体がすごいとは自分でも1ミリも思ってません。
---書くこと、ここから---
◆そもそも、なぜ続けられたか
- 日報のゴールってなんだろう
└モチベをどう設定したか - 気合いだけじゃどうしようもない
└「楽に」続けられるためには
◆日報を100回書いてわかった100bのこと
1. 運用って大事
└変化がないと見てる側も自分も普通に飽きる
10. マジで、マジで認知してもらえる
└裏返せば、自分が思ってるほどまわりは自分に興味がない
11. 日々の学びがストックされるのであとでまとめて振り返ることができる
└「具体化->抽象化->思想化」の第一歩
100. なんかエモい
└(数合わせ感がすごい)
---ここまで---
◆そもそも、なぜ続けられたか
1. 日報のゴールってなんだろう
これは、同期を含めいろいろな方の日報を見てきて思ったことです。
自分が日報を書き始めたころ、周りを見渡してみると、「目立つこと」「業務の報告をすること」「返信をもらうこと」などといったことをゴールにしているように見える日報がいくつもありました。
それらに対し自分の中では、「目立ちたいだけだと疲れるし、業務の報告だけだと意義を見出だせないし、返信をもらいたいだけだったらもらえなかったとき悲しいだろうなあ」と思ったりしていました。
そうした中で自分も「とりあえず」日報を書いていくうちに、「いろいろな人に、少なくとも今のうちから自分を認知してもらい、さらには自分がどんなことをしてどんな結果を出したかを知ってもらう」というゴールが見えてきました。
これは誰に教わったとかではなく、周りから「(日報以外も含め)発信は超大事だよ!」と社内でよく言われていた中で、そういった発信の一形態としての日報にはどういう役割を持たせるべきかというのを自分なりに考えてみた結果行き着いたものです。
このゴールがわりと早いうちに定まったことで、「とにかく知ってもらおう」というモチベでわりとブレずに日報を書き続けることができた気がします。
(このあたりの話は、後述する「わかったこと」のほうにも関わってきます)
2. 気合いだけじゃどうしようもない
自戒の意味も込めて。
とりあえずテンションが高かったからという理由で始めても正直めんどくさいし絶対三日坊主で終わるなという見立てがあったので、どうにか「楽に」書き続けようと思っていました。
そして具体的に取った策が、
- 日報は朝に書く
- 朝は早めに出社する
- 毎日書かない
の3つです。
業務が終わる時間はまちまちなので、「その日のやることが終わったら書こう」というのはすぐ崩れるなと思い、朝書くことにしました。
ただ朝も定時ちょうどに出社したらすぐ業務が始まってしまうので、早めに出社することで確実に日報を書く時間を確保することにしました。(そもそもが自分が朝型だったこともあり)
さらにいうと、毎日書くのはわりとシンプルにキツいだろうなと思ったので、だいたい2~3回の出社に1回というゆるめなペースで書いていくことにしました。
こうした上記の1と2がうまい具合に相まって、今まで日報を書き続けてくることができた気がします。
さて、ここまでが前置きで、ここからが本題です。
◆日報を100回書いてわかった100bのこと
1. 運用って大事
自分は、今まで日報を書いてくる中で、その形式を何回も変えてきました。
たとえば、初期は文字の色変えや装飾等もせずただテキストベースでつらつらと書いていました。
(「ゴッティ」の主張だけは最初から全力でした)
しかし、これだけだと寂しいなと思い、また「文字だけだと顔覚えてもらえないから、自分みたいな新参者の認知なんて絶対広まらなくね?」と感じたため、写真を入れることにしました。
文字に関しても、見出しに色をつけるなど見やすくなるよう工夫をこらしました。
(なおこのタイミングで、わかる人にはわかる恐怖の「スパム事件」が起こりました、、)
この状態で何ヶ月かやっていたのですが、ふとあることに思い至りました。
「Gmailの受信ボックスってタイトルと本文の最初のほうが1行で見れるけど、そこに表示される=文頭の部分が毎回定型文だったらファーストビューで内容見れなくね?」というものです。
これを回避するためにどうすればいいのか考えた挙句、「定型文の自己紹介をペライチ画像化する」という解決策を考えました。
こうすれば、顔もしっかり覚えてもらえるし、ファーストビューに表示される冒頭部分に引きのあることを書く意味ができるな、と。
そうして今に至る形式の日報が出来上がりました。
ついでに見出しの部分も改修して(自分の中では)さらに少し見やすくなりました。
ここまでどうにか行き着いてからは、同期の何人かが「ゴッティの日報の形式真似してもいい?」と言ってきたりと、「この形式わりといい感じかもしれない」と思えるようになりました。
このように、日報を書いていく中で常に「どうすれば飽きずに見てもらえるか、自分のことを知ってもらえるか」ということを模索していました。
また、変化させていく前提がなければひたすら同じ形式で書き続けることになるので絶対自分も飽きるよなと。
運用の大切さを実感しました。
10. マジで、マジで認知してもらえる
これはもう書いてあるとおりです。これだけいろいろやってると、初めてお会いした社員さんのほぼ100%(わりと盛ってないです!)から「ゴッティね、日報見てるよ!」と言ってもらえます。
極めつけは、日高さんにまで「日報見てるよ」と言っていただけたことです。
一内定者である自分がここまで縦/横軸ともに多くの方々に認知していただけているのは、日報を書き続けたことということが理由の6割ぐらいを占めている気がします。
また、同時に思うのが、「自分が思っているほどまわりは自分に興味がない」ということです。やや強い言い方かもしれませんが結構自分はこう思っています。
周囲の方々が積極的に「ゴッティのことを知ろう」とピンポイントでなることはほとんどないと思うので、どれだけ頑張っていようがどれだけいい感じのことをしようが自分から発信していかなければ「あ、ゴッティそんなことしてたんだ」という程度で終わってしまいます。
これに関しては個人的に前から思っていたことだったので、内定者バイトを始めて日報を書き続けることでその見立てが固まってきたという感じです。
11. 日々の学びがストックされるのであとでまとめて振り返ることができる
もちろん日々の学びといったものを普段からノートなどにメモっているなら問題ないのかもしれませんが、日報を書く癖がつくと半ば強制力として、しかも周りに見せる形でそれらをストックしていくことができます。
周りに見せるためにはある程度意味が通じる文にまとめる必要があるので、その過程で「自分が何を学んだか」というのが単にメモを取るよりも具体的になると思っています。
そうして溜め込んだストックをスパンを決めてしっかり振り返ることで、具体をまとめ上げ抽象に落とし込むことができます。
そして自分の中で幾つもの抽象化された学びが出来上がると、それらは血肉化され今度は思想という形で自分の深い部分まで刷り込まれていきます。こうして自分だけのブレない「軸」が醸成されていくのだと思います。
…と、ここまで完全に裕哉さんの受け売りです。笑
ただ、めちゃくちゃなるほどと思うことなので、我が物顔でここに改めて書いておくことにしました。
100. なんかエモい
3までは「これは書こう!」と決めていたのですが、どうしても4つ目が思い浮かばず。
一旦後回しにして書いていく中で、過去の日報を見返してみると、なんかこう、めちゃくちゃエモいんですよね。
意気揚々と、かつ不安混じりで内定者バイトを始め、最初はできないことしかなくて周りに迷惑をかけまくりつつも、だんだん慣れてきて、ちょっとうまくいって、また壁にぶち当たって、それを繰り返して、今に至って。
さらには他の方々からの日報への返信もあるので、1年近く自分が何をしてきてどう感じたかに加えて、周囲がどう反応してくれたかまで全部見返すことができました。
おそらく今後も、どこかの機会でこのように見返しては「こっからまた頑張ろう」と気合いを入れ直していくのだと思います。
といった感じで、思わぬところで4つ目の学びを見つけました。「日報は、エモい」。
以上です。
画像も含め今まで(といっても大して書いてきたわけでもないですが)で一番の分量になってしまいました。
ただ、ずっと書きたかったことなので、こうして投稿することができてけっこう嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。明日もぜひともお楽しみに。