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music lesson Oto no Wa

幼少の思い出

2022.10.07 06:03

こんにちは😃

またまたお久しぶりの更新となってしまいました💦

引き続き生徒さんの声をご紹介をさせていただこうと思ってたんですが、ふとここに書き留めておきたいことがありまして。

何ら大したことではないんですが、私の思い出をひとつご紹介したくて。


11月から新しく入室してくださる小さな小さな生徒さん。

保育園の年少の女の子なんですが、本当は小1で入室予定でした。

今回入室のきっかけがあって早めのタイミングとなりました。

ピアノを習うにはまだもう少し早いかなぁと思ってたんですが、身体をリズムに合わせて動かしたり、ドレミを歌って音感をつけたり、上半身の力を抜く練習をしたり、いざ鍵盤を弾く前にできるようになってもらいたいことはたくさん。

リトミックを中心に行いながら様子を見ていこうかと思案中です。


ピアノを習うベストのタイミングっていつなんだろう❓とよく考えます。

始めるタイミングはもちろん個々によって違うのですが、右と左の区別が出来だしてからのほうが教える側にとってはありがたいかなと…

私がピアノを習い始めたのは年中さんになってからと記憶しています。

母に聞けば分かるのでしょうが、若いうちに天国へ逝き急いだものですから詳細がわかりません😅

でも、ピアノ教室に初めて行った日のことはよーく覚えてるんです。

私の恩師は、母の恩師でもありました。

初めて母に連れて行かれた日、先生と母が話をしていました。

私はつまらなくて暇を持て余していたので、2台並んでいた大きな大きなグランドピアノの蓋が開いているほうの鍵盤を触ったんです。

触ったというか、「ちょうちょ」を片手で弾き始めたんです。

すると母が「こら、やめなさい」と慌てて止めようとしたんですが

「いいのよいいのよ」と続けて弾かせてくれました。

幼稚園でもまだ鍵盤楽器も習っていないのに、ピアノ習う前から「ちょうちょ」が弾けてたんですね。

きっと母に教えてもらっていたんでしょう。


年中さんから音大受験まで約15年お世話になったピアノの先生🎹

決して厳しい先生ではありませんでした。

でも中学生くらいからは口答えばかりしてよく怒られて(ちーっとも怖くなかったけど笑笑)破門させられそうになったことが何度かあって、祖母が度々菓子折りを持ってレッスンに着いて来て平謝りをしていました。

その度に私も一緒に頭を下げさせられて、でもスネ夫みたいな顔して全然反省なんてしてませんでしたけどね。

先生にとって、後にも先にもこんな反抗的な生徒は私だけだったかもしれません。


私が中3の時に母が他界したので、先生はよく「私はあっこさんの母親代わりですから」と祖母に言っていたそうです。

でも、先生の歳が祖母とひとつしか違わなかったことは、私が大人になってから知ったことです🤣


そして去年の冬、長女の中学受験の付き添いで先生のご自宅の前を通る機会がありました。

長女がその日の試験を終え、ご自宅の前を通ったとき「ここ、お母さんがピアノ習ってた先生のお家よ」と伝え「ちょっとピンポン押してもいい❓」と長女に聞いたら「うん」と言ってくれたので、勇気を出してインターホンを押してみました。

しかし、応答はなく…

するとちょうどお向かいの方が玄関から出て来られたので聞いてみたんです。

「私、子どもの頃○○先生にずっとお世話になってたんですが、お元気ですか❓」と。

「○○さんなぁ、去年の夏に倒れられてずっと入院されとんよ。頭の病気だったかな、どこの病院かは聞いてないんじゃけど。」と教えてくださいました。

駐車場側から見えるレッスン室には、当時と変わらぬ様子でグランドピアノが2台並んでいるのがカーテン越しに見えました。

広いお庭も手入れがされていて、人が住んでいないのが不思議なくらい。

いつまでもお元気で85歳が近い年齢までピアノ教室を続けられているのは知っていましたが…

その後先生がどうされているのか、とても気になっています。


また先生にお会いして、昔話に花を咲かせたいという私の密かな願いが叶いますように。