レッスン参観&三者面談

2018.03.07 11:46

今年の年度末、新たな試みでこんなことを企画してみました!


「レッスン参観と三者面談」


レッスン参観は、なかなか普段見に来ていただく機会のない親御さんにも、お子さんの頑張っている姿を見ていただきたいなと思ったのが大きな理由です。


そして、三者面談。

普段は、レッスン時間を目一杯使ってレッスンしているので、お母さん達とゆっくり時間をとって話すことがなかなかできないので、生徒さんや親御さんの思い、考えていることを改めてお聞きしたい‼︎と思い、企画しました(^^)


事前にアンケートを作って2月にお渡ししておりました。


アンケートには、


「生徒さんの今の練習時間」

「練習には自分から進んで取り組めているか、親に言われてなのか」

「ご家庭での練習に関してお悩みはないか」

「ピアノを習うことによって、どのように成長してほしいと思われているか」

「ピアノを楽しめているか」

など、普段なんとなくは分かっているつもりだけど、生徒さん達、お母さん達の本心はもしかしたら何か違ったりするのかも…と思いながら質問を考えました(^^)


皆さんアンケートにしっかり記入していただいていて、3月からはそのアンケートを元にレッスン参観、三者面談です!!


3月のレッスン日から、好きな日を選んでいただいて、お母様と一緒に来ていただきます。

そしてレッスンの最後の15分を残して、最初はレッスンを見ていただきます。

残りの15分で面談です。



すでに、11組の面談が終了しましたが、とても充実した時間になったことに、私自身驚きです‼︎(๑°ㅁ°๑)‼✧ 


最初は、三者面談なんて、学校でもないのに変かな…(^^;なんて思っていたのですが、生徒さんの普段思っていること、自宅でのこと、ご家族の思いなど、深く掘り下げてお話することができ、

「良い機会がもらえてよかったです‼︎」

と、ご感想をくださった方もいて、企画してみて良かった…‼︎と思いました(*´︶`*)


面談の中で

「先生の言うことは聞くけど、家ではお母さんの言うことを聞かず、やって欲しい部分練習をしない」


「お母様だけでなく、お父様も一緒に来られて、とても熱心に今後のレッスンの方向性について一緒に考えてくださり、出ないと言っていたピティナステップに参加することになった」

という生徒さんもいらっしゃいました。


お母さんの言うことを聞かないという生徒さんには、

「先生とお母さんでチームを組んで〇〇くんが上手になるようにがんばっているんだよ。おうちでは、お母さんがサポーターだから、お母さんのアドバイスも聞いてね。」

とお話ししたり…


お父様が来てくださった生徒さんは、弾きたい曲はあるけど、まだ弾けるレベルの曲ではないから、と自分で考え、私には言えなかったということが判明‼︎∑(゚Д゚)

つい最近、「弾きたい曲ない?」と聞いたことがありましたが、その時は「ない」と言っていたんです。


その生徒さんの弾きたい曲は、流行りのポップスでしたが、

「簡単アレンジのもので挑戦してみたらいいじゃない!弾けるよ‼︎」

と、お話してみました。


すると、嬉しそうに、「弾いてみる」と、出ないと言っていたステップにも参加することになったのです。


今回の機会を持つことで、生徒さん、ご家族、私の連携が強くなったと感じました。


私には、自分は弾けないと思って言えなかったなんて…(;_;)

急にショパンのエチュードが弾きたいと言われたら困ってしまいますが、ポップスなら、いろんなアレンジがあります。


生徒さんの胸の内を知るきっかけができて良かった…


そして嬉しかったことは、今のところほぼ全員が「ピアノが楽しい」と言ってくれたこと。


練習はさておき、ピアノは大好きだそうで、私もとても嬉しくなりました。


あとは、進級する、受験が始まるからレッスン時間をどうするか、なども相談することができ、それぞれの生徒さんの来年度のレッスンの進め方を考えることができました。


まだ20組ほど残っていますが、みなさんとゆっくりお話しできるのを楽しみにしています(*^^*)



最後に、写真は、入船山記念館の時計塔の旋律に入賞された生徒さんからお借りしたCD。


入賞者には、作曲した旋律に伴奏を付けて録音されたものが、呉市から贈られるそうです。


フルートやバイオリンのメロディーにピアノ伴奏付きで、素敵に録音されていました。

とても良い記念になりますね。