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自分らしい人生を描く、アーティストライフコーチング

行間を読まない指導者

2014.03.08 15:04


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



「女性が親しい男性に相談する時は、解決策よりも共感を求めている」


などとよく言われます。(必ずしもそうじゃない場合もあると思いますが)


でも男性は、女性の「共感して欲しい」という思いを察せず、解決策を話してしまうそうです(笑)


それは男性が女性の言葉をリテラル(文字通り)に解釈し、「本当の望みや思い」を理解していないからです。


別に、私は男女のすれ違いについて話をしたいわけではありません。


「音楽指導をする時にも、これと似たような過ちを犯していないですか?」


という問いかけをしたいのです。



会話には、言われたことを字義通りに解釈せず、文脈や行間を読まなければならない時があります。


例えば、京都の人が「お宅の坊ちゃん、ピアノが上手にならはったなあ」と言う時、


それは「ピアノの音がうるさいから静かにしてくれ」ということを言いたいわけです。


字義通りに解釈して、「有難うございます」などと言って欲しいわけではなく、


「ご迷惑をおかけしてすみません」「これから気をつけます」と言って欲しいわけです。


(勿論、そうじゃない場合もあると思いますが)


つまり、言葉をそのまま受け取るのではなく、本心を探ることが大事なのです。


自分が思うように理解するのではなく、相手が思うように理解する必要があるのです。



初めての音楽指導の時に、


生徒から「楽器が上手くなりたい」と言われて、


「じゃあ毎日30分これをして、、」とか、


「この教則本を使って、、」などと、


いきなり具体的な練習法を教えてしまう人がいますが、


これでは生徒の本当の思いを捉えきれていません。



コーチングセッションであれば、


「上手くなって何をしたいのか?」


「具体的に何がどうなれば良いのか?」


「いつぐらいまでにそれを達成したいのか?」


などと様々な問いかけをして、相手の思いを深く掘り下げます。


その結果によって、相手がとるべき手段は全く違うものになります。


具体策の提案は、それからなのです。


本人に知識が無くて、具体的にどうなりたいのかが明確になっていない場合もありますが、


必要な知識を与え、適切な質問をすれば、生徒の中にある答えは浮かび上がってきます。



どんな行動も、本当の望みに結びついていれば、やる気が高まります。


本当の望みに合致していれば、自発的に行動できますし、行動し続けられます。


「これが良いに決まっている」「これが相手のためになるはずだ」


などと、こちらが勝手に想像した理想に基づいてアドバイスするのではなく、


「相手が本当は何を望んでいるのか?」「何をどれだけ望んでいるのか?」


を確認することが大切です。


指導においても、男女関係においても(笑)