「アルマーニ騒動」泰明小:転校を余儀なくされたお話も。
2018.03.05 03:57
気がつくとこのブログで順次ニュースを追うこと担っているアルマーニ制服問題です。
また新しいニュースが出ていましたのでシェアします。
記事によるとADHDである息子さんが上級生からのいじめにあった時に対策がされるのではなく、入学式の出席を校長に拒否されたと言うお話が出てきます。
この学校に入学させている他の父兄のコメントも載っていました。
「アルマーニの制服を見ましたが、可愛いし、いいじゃないですか。泰明は特認校といって学区外から通っている子どもが大半。わざわざ銀座の学校に通わせようっていうんだから保護者はそれなりに収入がある人たちです。 泰明に通わせている親で8万円そこそこの制服が買えない人なんていませんよ。むしろこんな騒ぎになって迷惑してるくらいです」(1年生の女子の父親)
インタビューにこうやって普通に答えられるのはすごいなと思います。
なんども書いていますが、この学校は「公立」です。
そしてもう一度書きますが、特別校というものの意義を今一度考えないといけないのではないかと思います。
お金をたくさん持ちうるものだけが持てるものなのか?
学力が高いものだけが優遇されるものとは一体なんなのか?
「泰明らしさ」とは一体なんなのか。
校長は記者会見で「一体感」と答えたそうです。
あたしはこのニュースが表面化してから感じることは、変わらず森友学園問題などでもあった「愛国心」というあやふやな幻想思想です。
愛国心がダメというのではありません。
その言葉に一体どういう気持ちや思想が附帯しているのか。
選民思想が、持てるもの持てないもののどちらの側にもあるのではないか?
それらがあたしたち一人一人の人権を侵害しているような気がしてなりません。
だからこそ、この問題は子持ちだろうと子持ちでなかろうと、お金持ちだろうとそうでなかろうと向き合ってみる必要があるのではないかと思います。
引き続きニュースが出た時には追っていこうと思います。
ちまこ