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マヤ

三代目❤夢小説 『直己編⑫』

2018.03.05 09:00

初めて会った日は確か白地に笹の葉模様の浴衣を着ていた




今日は緑色に同じ笹の葉模様の浴衣を着ている




真っ白の帯をきゅっと結んでいて、凛とした印象がある




色白で、黒髪をきちんとまとめ、少し斜めに下ろした前髪の下に切れ長の瞳が輝いている




あの日は、無事に送り届ける事だけに集中して、よく顔も見なかったが…




京美人とは、こういう人の事を言うのだろう




「わざわざ傘を返しにいらしたのですか?」




「ええ…よく見れば職人が 丹精込めて作ったのがわかります」




「持って帰るわけにはいきません」




「もう随分年季が入っているので、そのまま処分していただいても良かったのに…」




「古き良き日本の文化です。処分するなどとても…」




蛇の目傘を女性に手渡した




少し表情が緩(ゆる)んだような気がした





つづく





夢小説ですが、直己さん目線でストーリーが進んでいきます。






《お知らせ》

いつもご愛読いただきありがとうございます。

現在AmebaOwndで連載中の

『W旦那+(プラス)』ですが、

編集の都合により、不定期更新になります。

しばらくお待ち下さい。

本日は日頃の感謝を込めて、

『三代目❤夢小説』2話分を更新しています。

いつもありがとうございます。