“ぐるしの”と藤野中学校へ行ってきました!
私たちも委員として参加している相模原市学校給食あり方検討委員会。第3回の検討委員会で藤野中学校の給食の方式について具体的な案が出てきました。
ですが、どの案も長所と短所がありなかなか決めかねる内容になっています。
実際に現地へ行ってみたい想いが募っていた所、篠原地区で「ぐるっとお散歩篠原展」通称“ぐるしの”というイベントが開かれることがわかり、9日に藤野へ行ってきました!
藤野へ到着!ここからは9日のみ送迎バスがあり、早速乗り込んで出発〜。相模湖や山並みを楽しみながら15分ほどで篠原の里に着きました。
ここは廃校になった小学校をNPO法人で管理しています。藤野地域は10校あった小学校の統廃合が進み、現在3校になっています。私立の学校やNPOなど、活用されている所が多いようです。
ぐるしのの地図はこんな感じ。ここではチャイを頂き、フリマを覗いてみたり。
他にも個人のお宅のナチュラルガーデンを見せて頂いたり、手作りのお菓子や野菜の販売、写真展やヘアピンカリンバ作りのワークショップもありました。
最後にスローフラワーを買って、それを育てている花畑を見せて頂きました。
とっても綺麗なお花畑でした!ありがとうございました。
又シャトルバスに乗り藤野駅へ。駅から学校までの道から相模湖が見えます。
そしてもう一つの目的地の藤野中学校へ。駅から徒歩15分ほどで着くことが出来ました。途中で見えた相模湖をパシャリ。
正門側より。
体育館の前に給食室が立つと校庭はやっぱり狭そう。ぐるっと回れるので裏側も。
ここからデリバリー給食を搬入している?
中庭側も狭く、何かを建てるのは厳しそう。生徒の通路となる外の通路は青い柵の辺りもそうでしょうか。その奥は外側からは見えませんでした。
ほとんど人が歩いていなかったので、中学校についてお聞きする事はここでは叶わず。
もう一つ気になっていた場所へも足を伸ばします。それは旧小渕小学校。ここは体育館は貸し出されているそうですが、他の建物などは使っていないと篠原で伺っていたのです。
藤野駅から徒歩20分ほどで到着。看板とトーテムポールがお出迎えです。
ここは校庭。手前はお寺の駐車場に使用している様です。
右側は使われていない校舎。左側は貸し出しもしている体育館。
校舎の近くには像がありました。他にもオブジェか幾つもありました。
手前は駐車場として使っているようですが、奥の校庭は草も生え使われてはいないようです。
この地に来てみようと思ったのは、ここにミニセンターを作って、藤野中学校(約200食)、さらに内郷中学校(約80食)、北相中学校(約140食)の約440食分を
3校に配達できるのでは?と思ったからです。
※中学生は食べる量が多くなる為、
小学生の1人=1食
中学生の1人=1.3食になります。
さらに教諭分+αになっています。
これなら小学校の自校給食室規模で出来ます。内郷中、北相中は城山給食センターから時間内に配送可能ではありますが、地元に近い方から運んだ方がいいのではないでしょうか?そんな第4案もどうだろうかと考えた為です。他にも地元の方に聞いたら案が出るかもしれませんね。
帰りのホームからは緑のラブレターを見ることが出来ました。
篠原では藤野中学校の保護者の方に話を伺う事が出来ました。お子さんが中学に入り中学のデリバリー給食を食べて小学校の給食とのギャップを感じた事や、藤野北小学校に藤野小学校から現在給食を配送しているので、「藤野中学校にも配送してくれたらいいのに」と保護者同士で話題が出たことがある事、私が色々な方式や藤野にセンターを作って地域に活用してもらう事を学校給食課に提案した話をすると、「そういう選択肢がある事も知らないので、知っていたら考えたい」とおっしゃっていました。
藤野中学校の給食をどうしたら子どもたちや地域のためのものになるのか、藤野の自治会やPTAなどの地域の方々と一緒に考えてほしいなと思います。