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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

第2回 「仕事」episode5 ①

2018.03.05 11:00

教員の山下です。昨日、卒業生と2時間話しました。彼から学んだ「仕事」についてです。

彼は、日本を代表する大企業に勤めて1年目の19歳です。

大企業といいましても彼がやっているのは主に部品の点検と部品の移動です。それを1日中です。

彼は、入社して5月の早々にその「作業」が厭になり、やめたいと思うようになりました。

5月中頃になり28歳の先輩が教育係として配属されてきます。

点検する際は、必ず確認の「よし」という声をかけなければなりません。

一つの部品を点検するのには、5回の「よし」が必要です。

新入社員研修では点検の「よし」を教育されます。

しかし、その研修は建前であり研修終は、新人であってもほとんど「よし」をやることがないそうです。

それは、周りには誰も居なくて、さらに「恥ずかしい」や「めんどうくさい」やが気持ちの中に先行するからです。

研修を終え更にやる気のなくなっていた彼は点検の「よし」を適当にやっていました。

しかし、その先輩が凄いのです。

入社10年にもかかわらず先輩の点検の声はどこに居ても聞こえ、倉庫全体に響き渡る「よし!」でした。

彼は、先輩の行動に驚くと同時にバカにしていました。