女性に多い貧血について知ろう！

おはようございます。 

ヘルスケア専門栄養コンサルタント　sorairo　です😃

昨日は「貧血度合いチェック」をしていただきました。

あなたの度合いがわかったので、

今日は貧血についてお話します。

「貧血とはいったいどんなものでしょうか。」

貧血とは赤血球あるいはヘモグロビンの量が正常より少なくなった状態のこと

ヘモグロビンは、赤血球の中に存在し、

主に鉄を含む「ヘム」というたんぱく質でできています。

「ヘム」鉄は、酸素と結びつき全身に酸素をいき渡らせる大きな働きをします。

そんな大切なヘモグロビンですが、

貧血かどうか判断するのは、血液検査の「ヘモグロビン」の数値です。

正常値は、

成人男性の場合・・・血液1dl中　13.0～16.6g

成人女性の場合・・・血液1dl中　11.4～14.6g

です。

この基準値を大きく下回ると「貧血」なんです。

では、貧血の原因は何なのでしょうか。

貧血の原因は、主に鉄分不足によるもの

鉄分不足による貧血のことを「鉄欠乏性貧血」といいます。

「ヘム」鉄は、鉄分がなければヘモグロビンを作り出すことができません。

鉄欠乏性貧血の原因は、

① 消化管からの出血や月経による出血

② 食生活の乱れや栄養バランスの崩れ

③ 胃切除などによる吸収障害

④ からだの成長や妊娠に伴う鉄需要の増大

などです。

女性では、月経過多が原因となることが多く

男性では、胃がんや大腸がん、痔などが原因となることがあり、

男性も女性も注意が必要なんです。

貧血の症状は、「立ちくらみ」や「めまい」

のイメージがありますが、実は他にも隠れた症状があるんです。

頭痛、動機、慢性的な疲労、むくみ、顔色が悪い、食欲不振

肩こり、抜け毛など、貧血が引き金になって、さまざまな症状を

引き起こされる可能性があります。

もし「ヘモグロビンの数値が低い」と言われたら

このような症状が出てないか振り返ってみましょう。

最近疲れてるからかな…。

歳のせいかも…。

と片付けないで！

貧血には、

鉄欠乏性貧血以外にも、

骨髄の造血機能が低下することによる「再生不良性貧血」

ビタミンB12や葉酸の不足によるもの「悪性貧血」

通常120日程度とされる赤血球の寿命がそれより短くなってしまう「溶血性貧血」

などもあります。

もう1つ、

・朝礼で立っていたら冷や汗が出てきてめまいがして倒れてしまう

・電車の中で目の前が真っ白になり血の気がひく

など、そんな経験や、そういう状況を目にしたことありませんか？

これは、貧血ではなく

「脳貧血（起立性低血圧）」かもしれません。

脳貧血は、ヘモグロビンの量とは関係なく

急に、脳が酸欠状態になってしまうこと。

いわゆる血圧の低下によって起こります。

同じ「貧血」でも「脳貧血」とは全く違うんですよ。

正しい知識を知ることって大事ですね。

今日は、

「女性に多い貧血について知ろう！」

についてお話しました。

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お読みいただきありがとうございました

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1000種類以上の惣菜を作り、バランスのよいお弁当を設計してきました。

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