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kojinkai

低学年のめっちゃいい笑顔。

2018.03.05 14:55

小学2年生との個人指導。

授業冒頭の15分は、最近スタートした

「なぞぺ〜論理思考」に取り組みます。


「その方法では絶対ダメだと分かったよね。

そうしたら、同じ方法じゃなくて、違う方法を

試してみたらいいんだよ。そうしたら、

別の考え方が見えてきて、もしかしたら

それが答えにつながっているかもしれないよ。」


その日に解けなければ、次回取り組み直す、

絶対に答えは示さない、という方針で、

限界まで、いや、限界を超えてまで自分で

考えるということを徹底してやります。


今日の問題も15分を過ぎて、

今日は難しいかな・・・と思って

声をかけようとした瞬間、突如として

思考がおりてきたのでしょう、スッと

答えを書き上げて、(やった、出来た・・・!)と

そんな感覚があったのでしょう。

とても、とってもいい笑顔なのでした。


これに取り組み始める前は、単純な算数の

指導でしかなく、時折ぼーっともしてしまっていましたが、

「出来た!」とか「出来なかった・・・悔しい・・・」の

感覚が伴ったその気持ちのまま次に移ると、

集中力が全然違っているのです。


算数については、やや苦手としてきた

文章題の読解についても、

「これはもとの数より多くなるかな?少なくなるかな?」

と問答をしながら、テープ図でまとめ、たすか引くかを

丁寧に思考して立式を続けてゆきます。


あともう一個の発見ですが、繰り下がり引き算が

速くできるようになってきたのです!

お家でもお母さんやお姉ちゃんと一緒に宿題と

なったことをやっているのかもしれないと思いますが、

いろんな積み重ねの中で、何をどうしたら上手くいくのか、

引き算において考えられるようになってきており、

算数のドリルの中でも、繰り下がり引き算を相手に

暗算を試みている問題がいくつかあったことも

発見しております。そろそろ暗算の方法も

教えていっていいのかもしれないと思っています。


この子への指導は、私の低学年指導への感覚を

再定義することにつながったようにも思えました。

一人一人、個人個人と向き合っていくというのは、

私にとってはとても面白い時間の1つです。