福島の皆さん、原爆が落ちたけれど、広島はげんきです。【地域】
どうも皆さん、さんそんです。
PCがローマ字打てなくなったりとトラブル続きで更新が遅れてしまい申し訳ないです。
前回、「次回は日本の温暖化を取り上げる」と締めくくりましたが、予定を変更します。
実は今朝方、私のツイッターで”放射能”に関することが話題となったので、そのことについて綴っていきたいと思います。
まずは、こちらのグラフをご覧ください。
これは私がフォローしている方が作成された広島・長崎・全国の平均寿命の推移を表したグラフです。
原爆投下後の広島は昭和40年の時点で全国の平均寿命を超える数値を出しています。
これを作成された方は
「広島市の人は、原爆後除染もしない土地でできた農作物を食べ、汚染水の流れ込んだ瀬戸内海の魚介を食べ、内部被ばくをし続けた結果、こんな長寿になってしまったのか?」
とツイート。
私は父方が代々広島の人間で、私も生粋の広島人。小さい頃から広島の土地で育ち、広島の野菜、お米、魚介を食べてきましたが、美〇しんぼみたく、鼻血が出たことは生まれてこの方一度もありません。
一方で、原発事故に遭った福島では今も風評被害が続いており、先月佐賀県では「福島の子ども達に佐賀の野菜を送ろう!収穫祭」なるチャリティーイベントが開催されるなど、
「福島のモノは食べられない」
と印象付けるようなことが全国で多く行われています。
こうした「風評被害」を助長するようなこと、或いは売名等のために原発事故を利用する人々によって、現地の方々は3.11から4年経った今もなお苦しみ続けておられるのではないかと思います。
ホント、〇味しんぼとかどんだけ福島を貶めたいんですかね。
本当に福島のためを思うなら、風評被害を払しょくするための活動を展開すべきであるのではないかと思うのです。
そういった中で、広島の人間にできることの一つが
「広島市民は、原爆に負けずみんな元気だ!」
という声を挙げ続けることではないでしょうか。
もちろん、これで福島の風評被害が払しょくできるのかと問われれば、わからないとしか答えられませんが、広島の人間が誰でもすぐにできることだと思うのです。
広島は被ばくご3日で路面電車を動かし、4年後にプロ野球チームを作り、10年後には復興博を開催しました。
同じ日本人、広島にできて福島にできないことはないと思います。
きっと福島は蘇る。広島がそうであったように。長崎がそうであったように。
そのために今、広島の人間にできることがあると思います。
平成27年12月15日
さんそん