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山翠舎のブログ

フースタ繁盛ゼミ2月度レポート 後編 ー Q&Aコーナー ー

2018.03.07 02:15

こんにちは!

デザイン営業部の酒井です。

本日はフースタ繁盛ゼミ2月度のレポート、最後の2月度編です。

ギョウザマニアの天野裕人氏、ダンダダン酒場を運営する株式会社NATTY SWANKYの代表取締役 井石裕二氏と取締役副社長 田中竜也氏へ向けた会場からの質問に対するQ&Aの内容をご紹介します。




講師プロフィール


ギョウザマニア 天野裕人氏

埼玉県羽生市出身、36歳。

日本体育大学 卒業後、株式会社APカンパニー入社。

店長、スーパーバイザー、エリアマネージャーを経て営業本部長に就任。

「塚田農場」のブランドづくり、新店立ち上げ、不振店立直しなど、約80店舗に関わる。

2014年に執行役員に就任。このころから「塚田農場」の売れ上げが低下。立て直せず、1年で執行役員退任。ハワイ、シンガポール、中国3カ国の海外勤務を提案され、中国を学ぶ。

2016年3月に中国北京へ。北京1号店の月商700万を2200万にする。2016年12月にAPカンパニーを退職。

2017年4月、「ギョーザマニア」西荻窪店をオープン。17年9月、「ギョーザマニア」品川はなれ店をオープン。



株式会社NATTY SWANKYの代表取締役 井石裕二氏 & 取締役副社長 田中竜也氏

井石氏と田中氏は共に1974年生まれ。高校卒業後、ラーメン店で修行していた田中氏のお店の常連客が井石氏だった。そこで2人が出会い、いつしか酒を飲み交わす仲に。

2001年8月、田中氏が26歳のときにラーメン店を創業。その際に井石氏も出資し、2人して飲食店を立ち上げることになる。井石氏は大学中退後、サラリーマン生活。副業でラーメン店を始める形となった。

2年後の2003年、共に28歳になったとき、今度は井石氏が新店舗のダイニングバー「スタボン」をオープン。その後、ラーメン店、バルを増店する。

2011年1月、調布商店街に「ダンダダン酒場」をオープン。

8坪18席で初月630万を売るおばけ繁盛店としてデビュー。その後、京王線沿線を中心に順調に出店を重ね、現在は都心山手線メガ駅にも進出、

現在52店舗(FC16店舗含む)を展開している。


Q. M&Aについて、ご検討されていますか?

A. 

天野氏:まだ考えていないです。


井石氏:まだ考えていないです。将来的には有りだと思います。

でも、ギョウザ以外はやりません!



Q.独立にあたってのパートナー的存在はいますか?

A. 

天野氏:元塚田農場の料理人を一人ひき、統括料理長になってもらっています。

社員は現在4名います。社長の思いを伝えてくれる存在です。


井石氏:ダンダダン酒場に関しては、もともと田中と別の店をしている仲でした。

自分が近所で餃子が食べられて飲める店がほしいなと思ったのが始まりです。

田中氏:最初、井石が「肉汁ギョウザ屋がつくりたい」「ダンダダンって店がいい」

といった時は、何を言っているんだ?と思いました。まだその時には世に無いものだったので。

調布駅から4−5分のところに1号店を出しました。前の店も調布にあったので、町の人も広めてくれました。夜はもともと人通りのない場所だったので、その点も、町の人が助けてくれました。


Q.天野氏へ質問です。中国でモテましたか?

A. 

天野氏:中国人の人は”日本人が好き”だから、番号交換や一緒に写真を撮るお声掛けはよくいただきました。



Q.NATTY SWANKYさんの使っている学習アプリは何ですか?

A. 

井石氏:グローイング・アカデミーさんの学習アプリを使っています。

テーブルマナーや社会人としての知識などもあるし、そこに会社の理念を載せたものも作っています。アルバイト研修で使い、あとは個人で学習してもらうよう促しています。



Q. NATTY SWANKYさんは、地方出店しないんですか?

A. 

井石氏:まずは、1都3県を埋めていきます。2−3年後な土を目処に、

いずれ地方も検討したいです。海外は、ゆくゆく時期が来るかな、と、情報を集めているところです。



Q. NATTY SWANKYさんは、2名がトップでいて喧嘩はないですか?

A. 

井石氏:20年くらい一緒にいるので、お互いを知り尽くしています。喧嘩はないですが、議論はよくあり、それを見た社員が心配してくれることもありますが、前向きな議論です。



Q. ギョウザマニアの、ツーオーダーのデメリットや業態づくりの苦労はありましたか?

A. 

天野氏:スキルを付けるのに1ヶ月位かかります。ただ、それを習得してもらえればアルバイトでもギョウザを作ることができます。



Q. NATTY SWANKYさんは、他店舗移転会など成長のための準備は有りましたか?

A. 

田中氏:自分は主に財務管理をしていましたが、お互いの「こうしたい!」と準備するタイミングが同じですね。

井石氏:最初の頃は、毎日朝まで餃子を作っているので余裕ないです。4店舗作るとお店で出る利益も大きくなり、次の出店の資金準備など余裕が出てきましたね。


Q. ダンダダン酒場の退店はありましたか?坪単価の売上は?

A. 

井石氏:ダンダダンでは1店舗も退店していません。店によりますが、月の坪単価は平均23−25万ですね。


天野氏:ギョウザマニアは、2店舗目が40万、2店舗目が30万くらいです。

急にそんなに売れてもペースが作れないので、今はこのペースで。



Q. 個人としての、未来の展望を教えてください。

A. 

田中氏:未来予想が好きで、従業員がどうなっていくのか未来を読みながら過ごしています。みんなの満足を想像して、今何ができるかを考える。それが好きですね。

それにあたっては、個人対個人のコミュニケーションが鍵であると思っています。希薄化していくと、思いも薄れていってしまうので。


井石氏:歓送別会のあとで飲みニケーションの場をつくり、そこでもコミュニケーションを取っています。飲み会の多い会社です。

社員に怒られない人になりたいですね。


天野氏:世の中にない新しい価値を、会社として世の中に生みたいです。

そして、5年以内に、APカンパニーに恩返しもしたいです。



会場からの率直な質問に答えていただける時間となりました。

3月度のフースタ繁盛ゼミは本日7日開催です!

毎月開催されるので、ぜひご参加下さい。

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koboku倶楽部の会員価格で参加希望の方はお問い合わせ下さい。

(お問い合わせ:info@sansui-sha.com)


お待ちしております!