病気の子どもが安全に休める場所を作りたい
このお天気のせいか、
喘息の既往があるお子さんは
発作を起こしやすいようです。
この時期は、体調を崩しやすくて、
急にお休みしなくてはいけない状況に
なってしまうこともありますよね。
私も、仕事をしていて一番困ったのが、
今日は休めないという時に限って
子どもの具合が悪くなった時でした。
今日は、まさに、そんな5歳の女の子を
お預かりしました。
数日前から、喘息発作が続いて
吸入など治療を受け
今日は、だいぶ落ちついてはいるものの、
いつもの保育園生活はまだ不安があって
安静に過ごさせたいと感じている
お母さんからの依頼でした。
仕事もお休みが続いてしまい、
父親も下の子の病院受診日ということで
預け場所に困っている状態でした。
状態的には、喘鳴は少しあるのですが
機嫌もよく、だいぶ落ち着いていたので
半日のお預かりとなりました。
保育内容としては室内安静として、
発作を引き起こさないような環境設定に
気を遣いながら、過ごしました。
外へ出かけることができない
5歳児の保育はここでは初めて。
今までは、乳児が多かったので、
おもちゃも、大きい子用のものは
あまり出していなかったのですが、
今日は、女の子が好きそうな
シルバニアファミリーを出してみました。
とても喜んでくれて、
どんどんと、家具や食器などを並べ
素敵なお家が出来上がりました。
『これママとパパのワイングラス』
『〇〇が(弟)座る椅子だよ』なんて言いながら
作り上げる過程は、温かい家庭の姿を感じました。
子どもはよくみていますね。
その後も、ドミノと積み木を組み合わせて
お家を作ったり、オセロゲームを覚えたりと
室内でも上手に遊んでくれました。
ちょうど、興味がある遊びが見つかって
よかったです。
お迎えの時にお母さんにも見せたいと言って
作品を見てもらって大満足の様子でした。
お母さんは、明日はお休みできるということで
もう1日、自宅療養できることになりました。
病気の子どもに付き添ってあげたいと思っていても
お仕事をどうしても休めないという時もあります。
そんなとき、親御さんと共に
子どもをサポートできる場所でありたいと
思っています。
一時保育専門託児ルーム コミナスキッズでは、
病児、病後児保育も承っています。
看護師が常駐しています。
お子さんの状況、託児時間などによって
ご希望に添えない場合もありますが
困った時には一度ご相談ください。