究極の恋人
わたしたちにとって、
究極の
離れ難い
恋人がいるとしたら、、
それは、”母親” というもの
かもしれません。
娘だから、とか、息子だから、とかは
関係なく、
究極の恋人は”母親”である
といっても過言ではありません。
例えば、パートナーができたり
結婚したとき、両者の間に
必ず立ちふさがるのが、”母親”
という存在かもしれません。
もし”母”が、
すでに光の世界に帰っておられたとしても、です。
また、何らかの事情で
”母”の顔を知らない方にとっても、、
かえって、母という理想像を作り上げ
恋人のように恋焦がれるということがあります。
どんなに悪い母親でも
どこかで許したいのが、
わたしたち”ひと”のサガなんだと思います。
つまり、
わたしたちは、母という理想像、
実際には存在しない
創り上げたイメージを
信じて握りしめているのです。
“母”はわたしたちと同じ
成長の過程にある存在なのに。
もしあなたに恋人ができたり
結婚した場合、
うまくいく秘訣は、ひょっとしたら
あなたのお相手が
”母”を思う気持を否定しないこと
かもしれません。
それは、そのひとを形成してきた
価値観そのものであるし、
また、そのひとの根底を支えてきたモノだから。。
それを頭ごなしに否定することは
見えない敵と永遠に争うことと
同じなんだと思います。
なるほど、そうなんだね。と
いったんお互いで受けれいれながら
徐々にゆっくりとお互いが
”母”というものから離れて、
大人になっていくしかないのです。
わたしたちは、どうしていこうか?
ぼくたちなら、何を選択しようか?と。
二人の間でブレンドされた
新しい価値観を共に築いていくしかないのです。
なんせ、生まれて初めて肌で知った存在、
命を繋いでくれたひとなのですから。
あなたの中の”母親”という
形のない価値観を無かったことにするのは難しい。
しかし、その”母”という役割を持つ存在は
ただ懸命に生きる
あなたと同じ
不完全なひと。
魂の学びの過程にある、ひと。
自分が大事にしたい価値観を
時間をかけて育てていくことが
妄想上の究極の恋人と
いい感じに距離をとる
唯一の方法です。
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.