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Atelier Soleil

10/23 太陽が蠍座へ

2022.10.14 05:00

この日の日の出とともに金星に追い抜かれた太陽が、蠍座に移動するのは日が暮れてから。

満金星の時とは一転、蠍座だけど「陽」の雰囲気が強いようにも見える。

でも、アセンダント双子座14度「テレパシーでの会話」は、しっかり蠍座のエネルギーを表してる。

そして蠍座の副支配星である火星が1ハウスに。

「副支配星」といえ、個人レベルではこの火星までをしっかり使いこなすことが大切。

火星はこの一週間後に逆行を開始、来年3月までの長期間双子座に留まるので、ここで「自分自身」を表す1ハウスに入ってくるというのはとても象徴的な動きだなぁと感じるのです。

「副支配星」って言われて冥王星の影に隠れてしまってるけど、個人の力の及ばない冥王星の脅威に慄くのでなく、個人の手に力を取り戻すこと。

火星の逆行に伴い魚座海王星とのスクエアも長期間続く。集合意識やそれが反映された社会の中で、どれだけ個を取り戻せるのか。


そこのところは火星逆行の読みでもう少し詳しく見てみるとして、ここでの主役は太陽。

天秤座後半で、蠍が待ち構えてたかのように冥王星とスクエアになって、そのまま地下世界へ降っていく太陽そして金星。

チャートルーラーの水星と、サインを変えた月が5ハウス、太陽と金星はその先の6ハウスに近いところにある。

そう、一見「陽」なのだけど、実は「陰」のエネルギーが相当強いのだ。

主役って言ったけど闇堕ちしてしまってるので、ここでは他の登場人物を活躍させるほうがいいのかもしれない。

それはきっと、まだ冥王星の洗礼を受けていない水星かな。

アセンダントとも、MCに近い土星ともトラインしている。

IC獅子座的な強い意志を土台に持ちながら、知性でもって闇を切り裂いていく。(マンガの読みすぎだろうか)

光が強くなれば闇も濃くなる。清廉潔白や正義を主張しようとすればするほど、そうでないものを厳しく排除しようとする。それは自分の闇の部分の投影かもしれないのに。(これは最近読んだ占星術の本の影響が大きい)

目の前の闇にどっぷり浸かるのでなく、水瓶座的な高い視点から眺めることで、シャドウにも光をあて本質を見出すことができる。

それをどう捉えるかは個々の采配にかかっているのだろうけど、私ならそうだなぁもっと、この世界と仲良くなりたいと思う。

結局アセンダントのテーマに戻ってくるんだ。