吹奏楽アカデミー専攻初の学外公演(東京音楽大学創立115周年特別演奏会)
創立115周年を記念して東京音楽大学は13,14日にサントリーホールを貸し切ってたくさんのコンサートを開催しました。
講師をしている吹奏楽アカデミー専攻も開講以来初めての学外公演をすることができました。しかもそれがサントリーホールというのは何とも贅沢ですね。
(↑この写真、なんとリハ開始前に下野先生が全パート撮影してくださった1枚です)
同じ日の午前がAブラス(管打専攻3,4年中心の吹奏楽)、午後に吹奏楽アカデミー、そして夜はSオケ(3,4年中心のオーケストラ)と3団体が1日にステージに上がるという、前代未聞のカオスな舞台裏になったわけですが、職員の方、ホールの方のお力で無事に終えることができました。ありがとうございました。
大学あげてのイベントだったために、8日(土)から本番前日の13日(木)まで6日間臨時練習が続き、もはや合宿状態。
指揮の下野先生、小林先生のお力で非常に学びの多い一週間でした。学生も、合奏をすること、アンサンブルをすることに対し理解が深まってきたのではと感じる瞬間も何度かありましたし、個人的にはトランペットの学生の音楽に取り組む姿勢が以前よりも強くなったように思えたことが嬉しかったです。
そして本番直前のリハでも、下野先生の的確なアドバイスによって、音を散らかさない演奏を目指し、これまでの中で最も安定したバランスの演奏ができたのでは、と実感しています。
本番は、平日の昼間にも関わらず多くの方にご来場いただきまして、モチベーションも上がりました。学生全員の集中力が素晴らしく、ひとつひとつの作品に対しての切替えも上手にできていたと感じます。良い演奏会でした。
余韻に浸る間もなく11月末には修了演奏会が控えているので、気持ちを切り替えて来週から再び授業に取り組んでいきたいと思います。
ひとまずサントリー公演お疲れ様でした!
荻原明(おぎわらあきら)