北九州市議会　陳情報告

７月13日に北九州市議会で、「沖縄を捨て石にしない安全保障政策を求める意見書の提出」を陳情し、その口頭説明を行ってきました。

説明では、近年の自衛隊の、中国敵視にもとづいた「南西シフト」はまたまた沖縄を「捨て石」にする傾向を示していること、安全保障政策は国民全体に関わることであり、地方議会も「国の専権事項」として無関心であってはいけないことを強調しました。

現に、上記の自衛隊日出生台基地や新田原基地における米軍との共同訓練の増強や鹿児島県馬毛島への自衛隊新基地建設推進等、九州にも米中対立下の安全保障問題の波は押し寄せています。

市議会議員からは、共産党の大石議員が「米軍基地の本土引き取りには反対であり、あくまで日米安保撤回・米軍基地撤収を目指すべきだ」との意見を述べ、結論として「慎重に審査するため継続審議とする」という常套の先送り事項とされました。（門倉）

（ひきとり新聞第15号のニュースを順にテキストで紹介していきます。）

（北九州市議会ホームページより　https://www.city.kitakyushu.lg.jp/sigikai/index.html）