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noco ma vie

3年ぶりのパリ1日目

2022.10.14 14:59

皆さんこんにちは。


今回3年ぶりにパリに出張に行ってきました。

マルセイユは雨でパリはこの週末最高の天気で、なんて私は幸運なんだろうと思ったほど晴天に恵まれました。


今回の仕事は土曜日のみ。

金曜日の夜には会社の夕食会がありました。


金曜の夕方着きましたが、リヨン駅に到着した時点で人人人で目が回ってしまうほど。ようやくホテルに到着し、会社の夕食会に参加しました。


エッフェル塔のなんと真前のレストランで、いきなり南仏の田舎から大都会へやってきた私は、舞い上がってしましました。エッフェル塔がこんなに近いレストランは初めて❤︎


パリには10年以上前に住んでいたことがあるのに、間違いなく観光客の1人になってしまったのは、言うまでもありません。


ここから、やらかしてしまった出来事のお話をします。


人が溢れていて、エッフェル塔もピカピカ光ってるし、ダンスや音楽も見れて、イノシシが毎晩来る家から来た私は興奮状態でした。


その上、空腹でビールを、次に赤ワインそれから前菜、メインとペロリとすぐ食べてしまった私は、同僚と一緒で楽しく、そして人がたくさんいる中で、いきなり気分が悪くなってしまったのです。


昔東京での飲み会の後、飲み過ぎて満員の終電で貧血になったと症状と同じでした。

目の前が白くなり、どんどん意識が遠のいていくのがわかります。


その前にトイレに行こうとしましたが、すでに遅し。皆の前で横に倒れてしまい、レストランの中で仰向け状態に。


皆が駆け寄ってきてくれたのがわかり、そこから意識が朦朧としてきて、なんと嘔吐しまいました。会社の2番目に偉い方が私の手をずっと握ってくれていたのを覚えています。


その後は意識もはっきりして、戻したおかげで気分が良くなったのですが、ここで日本ならホテルに早めに帰るということになりますよね?

ここフランスはなんとなんと消防士を呼んでしまうのです。


やってしまいました。

心の中で、え?!大したことないんだけど。

まじっすか。


後悔してもどうしようもありません。


普通に戻った私はその後、若い3人の消防士に囲まれ、車椅子で消防車に連れて行かれたのです。消防士はいわゆる救急車。


同僚1人が一緒に同乗してくれ、消防士達は受け入れてくれる病院を探してくれました。


え?本当に大丈夫なんだけど。


同僚曰く、食中毒かもしれないし、レストランにも責任があるかもしれないので医者に診てもらうのが必須なんだそう。


えっマジっすか。


病院に着いたら、ベットで移動され、なんと廊下で緊急な患者とズーーと2時間も待たされました。緊急な人達はなんと私と同じく廊下で5人以上待っている状態ですよ。


軽症の私より緊急な人を優先してほしい。

このままだと朝になってしまう、私はパリの救急病院に来たわけではない。明日の仕事がある!


そう思って、スタッフの人の声をかけましたが、人手が足らないようで、私には全く耳も向けません。


何回も声かけてようやく1人のスタッフが足を止めてくれ、私は言いました。もうだいぶ良くなったので帰宅したいのですが可能ですか?と。


そしたら、少し考えた後、あなた次第よ!と言われ、2分座って大丈夫であれば帰ってよしと、ようやく帰宅を許してくれたのです。


待合室で2時間も待ってくれた同僚に深くお詫びし、ホテルへ帰ったのが、なんと夜中の2時。


まーなんていう夜だったのでしょう。


今のパリの人手が足りない緊急病院を目の当たりにしたのはいいですが、同僚やレストランの方々に迷惑をかけたこと、恥ずかしく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。


後で聞いた話ですが、そばで食事をしていた元医者さんも駆けつけてくれたようで、とてもとても大きな事態になっていたようです。


というわけで、やってしまいました、今回の出来事。ビール、ワインの飲み合わせは絶対にやめて、飲むときは本当に気をつけたいと思います。