【受講レポ】棒高跳選手における筋トレを考えよう!| ボウタカゼミ
国際武道大学陸上競技部コーチ&ボウタカゼミ長の村山凌一です。
先日行われたボウタカゼミvol.2 報告レポートです!
このゼミでは「棒高跳選手における筋トレを考えよう」をテーマに全4回のゼミを開催いたしました。
レポートの前に、講師を担当した榎先生よりコメントです!
榎先生
私自身も学生の頃は、筋肉量や体重を増やすことが難しく、かなり悩んでいましたが、このゼミを通して少しでも助けになればと思います。
身体を作ることは、技術みたいにどこかのタイミングでできるようになるわけではなく、コツコツと積み上げることが必要です。
筋トレにはエビデンスがあり、それを知っていることで効率UPや方向性を決めることができます。
しっかりと勉強し、楽しくトレーニングすることで、棒高跳でより高く跳べるように頑張りましょう!
以下、ボウタカゼミ「棒高跳選手における筋トレを考えよう」のレポートです!
第1回目:課題に目を向けよう!
参加者たちの課題を共有してもらうことを目的に、参加者の皆さんから困っていることや解決したいことを挙げてもらいました。
棒高跳と筋力トレーニングとの関係性について十分に分かっていなかったり、自身のフィジカルの不足に直面していたりと現場的な課題が挙げられました。
第2・3回目:トレーニングに関する特別講座
講師の榎先生(中京大学コーチ)から筋力トレーニングのメカニズムと中京大学で実施している筋力トレーニングを紹介していただきました。
また、棒高跳に必要な筋肉とその鍛え方について、具体的な方法を交えて講演いただきました。
棒高跳に限らずですが、実際に競技をしている最中にどの筋を使っているのか、その競技に何が大切なのかを理解してトレーニングを行うことは難しいので、大変勉強になりました。
4回目: ゼミの学びを活かそう!
3回目の講座を終えて、3週間の間、これまで学んだことを活かしてトレーニングに取り組んでもらいました!
学びを生かしたトレーニングを行った感想や、その中での変化を共有しました。
参加者の皆さんがはじめに思っていた「なぜ筋力トレーニングしなければいけないのか、本当に筋力トレーニングすると記録が伸びるのか?」といった疑問を解決し、それぞれトレーニングに活かせたようでした!
以上、「棒高跳選手における筋トレを考えよう」のゼミでした!
◆ ボウタカゼミとは?
NPOボウタカが主催する、棒高跳について”考える会” それが「ボウタカゼミ」!!
毎回「テーマ」を設定し、ボウタカメンバーと参加者が会話をしながら、考えを深めていきます!前回は「十種競技者の抱える棒高跳の課題を解決しよう!」をテーマに開催。