棒高跳のピットをセッティングしよう!
おひさしぶりです!
ハチミツあやちゃんこと、森田です。
近年女子ポールのレベルが上がってきており嬉しい限りです!
おかげで私は、今シーズン日本選手権やグランプリにエントリーはしたものの
惜しくもターゲットナンバーによる影響で出られず・・・
実は、室内日本選手権、木南等で審判をしておりました。笑
そこで感じたことは、選手より審判の方が「余裕でしんどーーーー!」です。笑
審判や補助員の皆様、いつもありがとうございます。
感謝が溢れました、、。
(いつかの後輩たちが働いているところです)
支柱を降ろすだけでこの人数です。笑
棒高跳ってほんと1人じゃできない競技ですよね〜
(正直、準備だけで疲れ、、るぅ、、。笑笑)
さて、今回はそんな、棒高跳のマットの設営、用具等の準備や注意事項についてお伝えしたいと思います。
1.マットの準備
まずは、マットの準備です。
ちなみに、武庫女はありがたいことに常時両側から跳べる”特注最強マット”です!
一緒に跳びたいという女子はぜひぜひ!武庫女に来てください!
普通のマットの図面探してきました!(引用:楽天市場)
この大きな棒高跳のマットは、9個の小さなマットの組み合わせによってできています!
各マットには、数字が書かれていて、順番が決まっているので覚えておきましょう。
使用時に出し入れしている競技場では、このマット達をまとめて大きな台車にうまいことパズルのように乗せて、倉庫に収納されていることが多いです。
① マット移動させよう!
まずは、台車の周りにつき、周囲に気をつけながら、運転技術を駆使して競技する場所まで運びます。台車を使わずに、みんなで運ぶこともあります。(ここでもう気が遠い。笑)
② マットを並べよ!
さあ!ボックスの位置に合わせてマットを順番に配置していきます。
その後、上面マットを大人数で被せます!これが重い重い。笑
※この時、マットに隙間がないようにピッタリ合わせておきましょう!
マットとマットの間を合わせるマジックテープがあるものもあります。(引用:楽天市場)
また、シートベルトをきつく締めましょう。
隙間が空いていると、足がはまって捻挫!ということになりかねません。
上面マットとマット本体がズレないようにフックをつけて、完了です!(引用:楽天市場)
2.支柱の置き方について
続いて、支柱の置き方についてです。
左右のマットの凹みのところに支柱を立てます。
① アップライト0を確認せよ!
アップライト0地点に土台を置きましょう。
またマットのアップライト0ラインも合わせます。。
ちなみに、マジックテープが付いているマットもあります。(引用:楽天市場)
なければ養生テープ等を貼り、ラインと支柱とマットのアップライト0が合わさっているか左右からしっかり確認して置きましょう。
② 支柱を立てます!
支柱は、完全に手動のものや、ハンドルで回すもの、全自動のものなどいろんなタイプのものがあります。ちょっと説明しきれないので割愛します。笑
支柱をたて終えたら、選手やポールを守るために、補助マット、支柱カバーをつけておきましょう。
支柱のハンドルにポールがぶつかって、ポールが折れる原因になってしまうことが多々あります。
※アップライトや支柱をセッティング、操作する時に注意することは、とにかく重いので落としたりしないように気をつけること。
アップライトのネジ、支柱のハンドルはしっかり閉めておかないと、手や指を挟んで大怪我に、、。ものすごい凶器になることもあるので、注意しましょう。
また、足合わせの時は、ポールがバーの置き場所にあたらないように、なるべくバーの高さを上げておきましょう!
3.ボックスの注意事項
最後は、ボックスの注意事項についてです。
競技場で、ボックスに蓋がされている場合は、穴に「亅」←こんな感じの専用器具をさして持ち上げます。
ときどき指で持ちあげる強者がいますが、これも重いので指を挟んだり落としたりしないように気をつけましょう。
学校などの蓋やカバーをしていないボックスだと、強風の日は、葉っぱだらけに、、。
→掃除しろ。笑
雨が降った日は水たまりが、、。
そんな時は、水抜きを!
ボックスの穴(青の丸の部分)を棒でグリグリすれば、水が抜けるようになっています!
多すぎる時は、バケツでドバッと!あとはスポンジなどで地道に吸収しましょう。
(冬は手が死にそうなりますヨネ)
メジャーは、ボックスのところを0に合わせて準備しましょう(赤ライン)。
※ボックスの手前が浮かないようにテーピング等を貼っておくといいです。ボックスが浮いていて手前に刺さると事故ります。笑
以上!!
書いていて思いましたが、棒高跳って何から何までほんとに人手はいるし、時間はかかるし、大変なくせに危ないことも多くて、意味わからん競技ですね!笑笑
そんな変態すぎる競技をしている選手をサポートしてくださる方々への感謝を忘れないようにしましょう〜
(Writer: aya)