9月26日(月)稽古日誌
2022.10.15 08:05
有段者のみの稽古。片手の取り方の指導法を確認。脇を締めて小指側掌を押し込むように。
転換では受けはどこまでも小指側掌で押し込み続ける。取は転換の後は胸を張り、脇を締めて受を手背でしっかり下に抑えるように。取が加減すれば受けは押しながら前へ出て来れる。
隅落では、転換と同様に一歩踏み込んで転換しかけながら後脚を引きつける。腰を巻き返し、同時に掌を下に返しながら受の側面にさらに踏み込み崩す。反対の手で当身。この時に取は受を正面に置いていることが肝要。当身の手を受の肘に滑らせて脇を締めて大きく踏み込み肩をぶつけるように投げる。受を崩す踏み込みの時に後脚を引きつけておくことがコツ。
応用版。完全に転換して、受に押し込ませた時。受が正面に回ってくるのに合わせて掌を返して崩すし、同時に当身。一人稽古での繰り返しが有効か。
天地投。指導する時は相半身から。後脚を踏み込みながら地の手は隅落の要領で崩す。天の手は肘を正中へと折込み“出前持ち”のように取の正面におく。肘を前に出して受けを上に崩す。天の手だけの受を崩す稽古も有効か。