beautiful world
2018.03.08 03:24
今回、カリブ海クルーズへはMSCのヨットクラブを利用しました。
MSCはカジュアル船ですが、
ヨットクラブは専用のプールやレストラン、バーなどがあり、
バトラーもついています。
担当のバトラーは決まっていますが、
彼が忙しい時には別の人がアテンドしてくれます。
その中にとっても美しいケニアの女性スタッフがいました。
話し方も穏やかで、つかず離れずの距離感も私には心地よく、
彼女の姿を見かけてはおしゃべりに付き合ってもらいました。
もちろん質問するのは私から。
彼女の出身地であるケニアのこと、
訪れる寄港地のこと、
仕事の契約のこと…などなど。
色んなことを話してくれましたが、
何かにつけ「It's beautiful.」って言うんです。
景色だけでなく、物事全てに対して。
船の中はトップダウン方式で
通常のサラリーマン社会より厳しいんじゃない⁈ ってほど
縦系列の世界です。
それは、ラグジュアリーな雰囲気を楽しむヨットクラブの中でさえ
ひしひしと感じられ、
(勝手に)なんとも居心地の悪い気分になったりした時に彼女と話すと
心の中にスーッと風が吹いて
(勝手に)気分が変わっていました。
そう、この世界は美しい。
美しいと感じて世界をみれば、何もかもが美しい。
同時に見られる対象もすべて美しい。
いいことだけ、
良いことだけが起こるわけではありません。
ブランコが左右に揺れるようにどちらも同じように存在します。
だけど、
こちら(自分)が「世界は美しい」と決めれば
すべてが美しい。
私はこんな生き方が好きです。