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レイキが目標とするもの … 癒しと覚醒

2018.03.28 14:14

http://hypnotherapy8.com/reiki.html#d   より

レイキが目標とするもの … 癒しと覚醒

臼井式レイキの2つの系統、西洋式(海外式)レイキと伝統式霊気。

アチューンメントやシンボルなどは異なっていても、ほとんど全てのレイキセミナーにおいて最初に学ぶのは、たいていハンズオンヒーリング、すなわち手当て療法の仕方です。

そのためにレイキは具合のよくないところに手を当てて癒す療法。

…というイメージをお持ちの方はとても多いのです。

レイキのレベルが進むにつれ、遠隔ヒーリングや、過去や未来へのヒーリングなど高度なワークに進みレイキを活用する場面や対象がいっそう広がっていきます。

過去への癒しとは、相手や自分が傷つけ、傷つけられた出来事、怒りや後悔、恨み、悲しみなどを浄化して解放すること。

たとえばトラウマ、カルマなどへの働きかけも含まれるでしょう。

カルマを無くすためには、過去につくったカルマを解消すると共に、これ以上、新しいカルマをつくらないように自分の思考、感情、行動を、よりよいものに変えていく必要が生まれます。

こうなるとケガや病気など体の不調を癒すだけではなく、どうしても自分自身の行動や心を見つめることとなります。

どのような思考や感情があるのかを自覚して管理し、心の平和を心がけ、精神的な健やかさと人としての在り方のレベルアップを目指していくことになるでしょう。

このことは、すなわち スピリチュアルな進化、意識次元の拡大(アセンション) と言っても

よいかもしれません。

現代レイキ(現代霊気法)では、手当て療法はレイキの入り口に過ぎず、レイキを実践する最終目標を心の安らぎと豊かさ(安心立命の境地)、さらに 人としての精神性向上、悟りを得ることであると考えています。

レイキの「五戒」と精神性の向上、スピリチュアルな進化とのつながり怒りや悲しみ、恨み、憎しみ、後悔、罪悪感などを持つと、人の波動は下がります。

これらは悪想念と言われる感情の状態です。

ほかにも自己中心的でエゴイスティックな思考、悲観的な心の姿勢、心の弱さなども、

心身の力を弱めて波動を落とします。

自分の波動を観察するなり感知するなりして、常に把握ができたらよいのですが、言葉で言うほど簡単なものではありませんし、時と場合によってなかなか思うようにいかないこともあるでしょう。

波動が落ちてしまうと、自分のものではない同質の低い波動を引き寄せてしまう怖れがあります。

自分に属していない波動は、ご家族や職場の同僚など他者から来る場合もありますし、

体を持たない存在の残留想念である場合もあります。

そうなるとますます波動が下がり、自然な成り行きとして、あまり心地よくない状況や出来事、人間関係、事故、トラブル、病気、ケガなどが起こりやすくなってしまうでしょう。

だからといって過剰に恐れる必要はありません。

ご自分の波動はご自分でコントロールができるのです。

猛烈な怒りに囚われてつい大声を出したり、イライラしてモノに当たり破壊しそうになったりしたら、ちょっと一呼吸置いて気持ちを静め、深呼吸をしたり水を飲んだりして心を落ち着かせようとするのではないでしょうか?

要は心の状態と波動に意識を向けて、下がりそうになったらそのままにせず、気付きをもってすぐに対応をするということです。

レイキを使うと、こうしたことをもう少し意識的に丹念に行うことができ、波動を整え、平常心を取り戻すことが自然に出来るようになっていくでしょう。

レイキは 波動を上げるパワフルなツール となります。レイキには、臼井甕男(うすいみかお)先生の教えである「五戒」が伝えられています。

「五戒」をご存じない方のために、ちょっとご紹介してみましょう。

「 今日だけは

  怒るな

  心配すな

  感謝して

  業を励め

  人に親切に 」

何となく古めかしい、お説教くさい…と感じられるかもしれませんが、「五戒」には、精神性を高めて波動を上げ、スピリチュアルな進化を促す本質的な要素が簡潔な言葉で集約されています。

今日「だけ」というのは、意識を過去に持っていって後悔や罪悪感を持たないこと、未来に持っていって不安や心配をしないこと、まさに、「今、ここ」ということを示しています。

これまでにたくさんの失敗や挫折、破壊的な言動をしてしまったとしても、とにかく今日からは新たな一歩を踏み出す…、そう決意すればよいのです。

そして怒り、心配を手放し、感謝することによってレイキと共鳴し合うことができ、癒しが始まり、波動は次第に上がり始めるでしょう。

波動を一瞬にして高める秘訣が、実は感謝であり、感謝や「有り難う」という言葉には

高い言霊が宿っているといわれます。

「業を励め」の業とは、学業や職業ではなく、生きている間の行いの全てを指すと考えてみましょう。

ネガティブな感情・思考から意図的に意識を離れさせて、本来、意識を集中して行うべきことを淡々と行っていく…、

そうすれば意識はさまよわず、感情・思考が暴走することもないはずです。

「人に親切に」とは、自分のことから意識をいったん離し、エゴを離れ、他者を思いやる利他的な心の状態になるということです。

心が荒れ狂っていながら、表面だけを笑顔で取り繕い、親切なふるまいをするのでは、波動が上がらないばかりでなく、内面に大きな葛藤が生まれます。

親切を表現する前に、まずはご自分に執着している心や我欲などをいったんニュートラルに戻す必要があるのです。

そうすれば状況を客観的に見る余裕が生まれ、他者の立場を思いやることができるようになり、努力しなくてもごく自然に他者のために何かをしてあげようという気持ちを持つゆとりが自然に生まれることでしょう。

臼井先生が伝えられた「五戒」は波動を上げる最強のツール。

「五戒」を唱え、レイキの実践を続ければ、次第に波動が上がり、高次元の調和と癒しの波動であるレイキといっそう共鳴できるようになるのです。

現代レイキ(現代霊気法)においては、レイキの入り口は手当療法(ハンドヒーリング)です。

そこからさらに進み、レイキセミナーのレベル3以上になると、自分を癒し、意識を高め、

安心立命の境地となることを目指します。

実践が積み重ねられていくと、意識波動が高い状態に保たれるようになり、いわゆる真我、ハイアーセルフそのものとして、常にレイキと共鳴し合う状態となるのです。

他者の癒しのサポートとともにいっそうご自分の波動を高め、心身を十分に癒して輝かせましょう。

レイキの「五戒」はスピリチュアルな進化ともつながりが深いため、意識波動を上げる強力なツールとしてフルにご活用いただければと思います。