相模原なるほど学校クイズ【７】

小学生と中学生の大きな違いの一つである、部活動。それは先生たちにとっても大きな違いです。

今回は、部活についてのクイズを、中学校教員のくまさんが作ってくれました。

　Q. 中学校の部活動、先生の手当ては？

　①支給される　②支給されない

答えは写真の下にあります。

 《答えと解説》

答え：①支給される

解説：部活動の指導については、特殊勤務手当という形で支給されます。
平日の放課後の指導は1時間行って300円、土日の指導は3時間行って3000円支給されます。
自治体によって支給額は違うようですが、相模原市は上記のように支給されています。

ちなみに部活動の担当は、自身の経験のある競技につけるとは限りません。私は全く経験のないバレーボール部の顧問を長くやっておりました。

「先生には残業手当が出ない」という話はこれまで何度も聞いたことがあり、部活動手当も出ないと思っていたので、支給があるということにまず驚きました。しかし、解説を読んでその金額の低さにもまた驚く羽目に。

しかも、部活に顔を出した時間が１時間に満たない場合は申請できないとのこと。本来の業務が忙しすぎて部活にまで手が回らない、でも顧問は持たされる💦どうにか頑張って30分だけ顔を出せたとしても手当は出ない・・・。冬場など、最終下校が早い場合も活動そのものが１時間に満たないこともあるそうです。

教職員の働き方改革が謳われる昨今、時間や業務内容の見直しも大切ですが、労力に見合った報酬（手当）を支払うという点も併せて検討、見直しが必要だと感じました。