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vol.6『明け渡し』×『エネルギー』とはなんですか?

2018.03.08 10:12

■明け渡しとは

2016年の ご縁の杜の変容を、天外司朗先生より "あなたがやったことは「明け渡し」だね "と言われた。明け渡しとは何だろうか、はっきりとは分からないが自分の経験について まとめてみようと思う。(深澤里奈子)

■26歳、家を継ぐ

2000年 家業である旅館を継ぎ、旅館としての職種をより良くするための経営を実践。

2008年 はたらく人の意志の成長と幸福感が大切だと感じ社員教育に力をいれた。組織の理念と はたらく人たち個人の理念が同じ方向へと向かい、その結果、部屋稼働率の平均が95%になるほど実績が上がり続けた。


◾︎自らの使命とは  実践とともに探求していく日々

経営者は自らの使命を明確にすることが そのまま組織の使命となっていくことを実感。'人の本質的な成長'を喜びと感じ、スタッフだけでなく お客様(訪れ関わる人すべて)の中に在る本質にも気づきの場を起こしていきたいという想いが湧いてきた。


◇ご縁の杜 ミッション

■事業を継承する者としての葛藤

自らの使命が明確になっていくほどに、いわゆる'観光旅館'としての立ち位置では 自らの向かいたい使命には進んでいけないと痛感。経営的に上手くいけばいくほど、その葛藤は高鳴りをあげた。初代から継承してきた'旅館'という職種を変化させていきたい欲求と 同じ形で継承しなければ、という責任感が戦い合う。


■実存的変容を起こすため、瞑想を始める

葛藤の中 どうにもならず、2015年10月、天外塾に参加。そこて'実存的変容'という現象を知る。

実存的変容「突然の大病、倒産やリストラ、離婚や子どもの死など、死との直面をした時 その意識の高さ(一見 不幸とみえる出来事の中に本質的な幸福が存在している、とその現象を受け入れる)により、その出来事の前よりも人間力や運力が変容する」 これと同じ現象が'瞑想'により起きる可能性があると。

実存的変容を目指したわけではないが、その時の葛藤や現実的悩みを対象として天外先生の指導のもと、瞑想を実践し始めた。


■使命に向かうセレンディピティ(運力)

その瞑想の効果は水面下でじわじわと動き始めていた。

同年2015年12月には 自らの使命に向かいたい!という肚からの想いが言葉として湧き出で、今までの自分の常識では絶対にやらなかったことを どんどん行動し始めていく。その流れはまるでパズルがぴたりと合うように奇跡的な出来事を現実化させ 2016年2月3日より「ご縁の杜」としてリトリートを主体とした宿へと見事に転換した。


■「明け渡し」

この現象の過程を天外先生は「明け渡し(思考の抵抗を手放し 真我からの想いのままに動いていくと 結果としてすべてのことが ひずみなく現実化する)」と言ってくださった。


◾︎運力によるビジョンの実現

実現した具体例の一つは「料理」

『本来の自分に還るキッカケの場となり、本質的な行動へと進んでいく』


そのためには思考の陽転換だけでなく、細胞そのものを作っている食べ物が大事だと感じたが、いわゆる料亭の日本料理で営業してきた私には どんな料理がそういう効果性を発揮するのか分からなかった。

分かっていることは「それはエネルギー料理といい、その料理を食べると 本来の自分(真我からくるもの)に気づき、活力が湧き行動へと繋がっていく」という最終イメージだけをしてきた。2年ほど悩んでいたが この変容の時に 偶然にも そういう料理を喜びで創り出す人に出逢い、大自然のエネルギーを 食べる人へと繋げていく料理を食べて頂くことが出来るようになった。


そして、この ご縁の杜という場は 日を増すごとに、氣の流れがよく、本来の自分へと繋がっていく人が増えていく場になってきたように感じています。


◇天外伺朗 先生「問題解決のための瞑想法」の著書の中に 私たち人間の意識と無意識の図がが記載されています。モンスターを押さえ込んだり暴れさせるエネルギーは真我を現実化させにくい。真我に触れていく瞑想法。実践の価値があると思います。