農家娘の防災話

2018.03.08 13:11

今回は、練馬区外の女性農家にもご参加をお願いさせて頂きました。


ねりまde女子マルシェが区内区外問わず農家の女性達の合流の場になればと言う代表の思いと、防災をテーマに行う上で「他地域で交流がある事で何かあった時に、お互いに意識する事が出来るんじゃないか?」と言う思いがあります。


ご連絡させて頂きました皆様、お忙しい中でご返答頂き誠にありがとうございます。


ご参加頂ける事になりました、

伊豆で果樹と養蜂などの農業をご両親とお兄さんと一緒にされています

『おさだ農園』の長田きみえさん


一月のある日、出店の打ち合わせをする中で地元での防災についてSNS上で会話をしました。


運営事務である私も農家の娘(父親同士は友人)、そんな目線でどんな風に防災について考えているか。


伊東市にいる農家娘と

練馬区にいる農家娘との

会話の一部をご覧下さい。



◆運営事務

静岡の友人から「うちの方では防災対策が凄いから」と聞いた事があるので、もしよろしければ静岡や農園での防災対策も教えて頂ければ幸いです。

詳細等、後日送りますね。

今日はまだ積もっていませんが、朝から雪模様です。足元から冷えて来ますね。

皆様もお体ご自愛ください。


◆長田きみえさん

伊豆半島は防災に関しては意識低いと思います。海にのみこまれる可能性の高い地域が多いですが皆、それを覚悟で住んでいるという感じと思います。

そして別荘が多くその方々は地域その防災には殆ど参加しませんし、地域も区民、市民の分の防災グッズしか用意してありません。

今は亡き祖父がいつも言っていたのは

お国に頼る人にはなるな

です。何かあった時自分でどうにかする。わが家では家の近くのミツバチ用具を入れる倉庫に防災用品を備蓄していて、後はガスボンベ付きの持ち運べるコンロも倉庫に置いてあります。

東日本大震災の時、助けを持っていただけでなく、車が通れるように道を開けたり、ヘリが止まれる場所を作ったりした地域は早くに支援ができたそうです。

でもたぶん、こんなへき地に救援が来るのは遅いだろうし、それぞれがその時、シェルターを作れる力、火の起こし方、生き抜く力。ないものは自分で作り出す買えばいいの感覚を変えていく知恵のある生活ができたら1番だと最近思います。

参考になりませんね😭ごめんなさい。

また寒い日が来そうですね。

皆さまお身体お大事にご自愛くださいませ。


◆運営事務

凄い参考になりました!!!

ないものは自分で作り出すってすごく大事だと思います👍

Facebookで防災情報等発信していこうと思ってるんですが、掲載しても大丈夫ですか?


◆長田きみえさん

大変恐縮です。

こんなものでもよろしければお使いください!


◆運営事務

ありがとうございます!

障害のある人の防災情報とか、それぞれ出店者の方の考えや防災を、まとめて行ければと思ってます。

農家は特に「自分でなんとかする」事と「地域も助ける」って意識が高い気がしているので…

代表と話し、どうまとめて行くか決まったらご連絡しますね

雪がまだ残る中、明後日から雪の予報でこまりましたね。

長田家の皆様もお気をつけて、お体ご自愛くださいませ


◆長田きみえさん

一次産業の方は百姓の方も多く実践派、智慧も多いので地域を引っ張っていくことになりそうですね!

自分でできる範囲のことは自分たちで、後は横の繋がり、信用と信頼の関係が日頃からあると安心ですよね。

皆さんへの発信、伝えていくこと大変かと思いますが本当に大切なことと存じます。細やかな配慮までありがとうございます。

またお会いできる日を楽しみにしております。


終わり〜




『おさだ農園』 長田きみえ

静岡県伊東市の山の中で果樹栽培と養蜂などの農業を家族で行う。

美味しい蜂蜜とみかん等を出品予定です。

美しい海の見える農園は飼っていない動物が山の中から現れたり、ミツバチ達の様子などがFacebookで見れます。


犬に猫に鶏に…猪に…少しの人間(主は頑固な親父である)。
伊豆大島から昇る朝日を拝み、波の音と鳥のさえずりを聞きながら静岡県伊東市の山の中でひっそりと農業を営んでおります。
自然の恵みに感謝をし、いただきながら、ご縁ある方々におすそわけとして恵みを販売させていただいております。

〜Facebookより〜