「物語から咲く花と音楽」―「幻の市 秋の万華鏡」展花活けと演奏イベント
2022.10.17 11:54
児童文学作家の安房直子さんの作品をテーマ・モチーフにした作品展「幻の市 秋の万華鏡」展が、豊島区東長崎のPlanet Hand-プラネットハンドさんで開催中です。
会期中のイベント花活けと演奏の「物語から咲く花と音楽」へ行ってきました。
フラワーコーディネーターのFiore Spazioさんがご用意してくださった秋色の花々が、アコーディオン奏者藤野由佳さんの奏でる音楽に乗って、まるで魔法の手で触れられたように安房直子さんの物語をイメージした花束へと生まれ変わっていきました。
花材の中では、秋の野山で風に揺れるススキやコスモス、枝ものが気になりました。
安房直子さんの描く“もの”たちの駆け抜けていく姿が見えるような気がしました。
最後にじゃんけんで物語イメージの花束を持ち帰ることのできる人が6名選ばれました。
私は5人目として「黄色いスカーフ」の花束をいただきました。
黄色は自分のワードローブにはない色ですが(からし色はあります)、それがかえって発想の転換と新たな意欲につながりました。気持ちのあがる花束をありがとうございました。
そうして、あがった気持ちごと花束を抱えて帰路につきました。
素敵なひと時を、ありがとうございました。