勝敗を分けるもの
昨日は習志野・船橋・墨田エリアの合同練習試合が開催されました。
12月の選手権大会に向けて、試合経験を積んだり、自身の実力を確かめるいい機会となりました。海神支部の練習生も勝ち星を上げたり、メダルを獲得出来たり、負けはしたものの練習の成果を発揮出来たりと、それぞれ試合でしか経験できないものを持ち帰れたようでした。
わたくし個人はといいますと、今回、中学生以上というくくりの中で戦う事となり、初戦で半分の年齢にも満たない(いや三分の一にも満たないかも)若き拳士と対戦し、3-0の判定で完敗いたしました。割と自身のある型で、自分の中の出来としても100点とは言えないまでも割と実力を出し切れたと思っていたので、正直3-0での負けはショックだったのですが、後で娘が撮ってくれた動画を確認してみたら、なるほど3-0以上の実力差で納得しかありませんでした。
さて、勝負の世界には必ず勝ち負けがついてくるもので、その勝敗を分ける要因は色々とあるかと思います。今回の自身の結果については、若さに負けたのではないと感じています。これは、オジサンの意地とかではなく(それもあるかもしれませんが)、そこには明らかな鍛錬の差・試合にかける熱意の差を感じざるを得ませんでした。年齢とか帯の色とか背丈とか、そういう物を超えたところに空手の真髄があるのだと信じたいし、それを体現している方がこの柳心舘の中にはたくさんいると思います。
帯の色や年齢を超えると言う意味ではコロナ前の地区大会で行われていた、型別対抗や家族対抗、年齢制限無しの支部対抗の試合は非常に面白かったなと改めて思いました。コロナを乗り越えて、徐々に新たな生活スタイルを獲得して行っている今、また型別対抗や家族対抗の様なワクワクする試合も出来る様になるといいなと、一試合しかしていないのに若干乳酸が溜まった太腿をほぐしながら思うのでありました。
管理人 T.K.