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楽しく続ける大人のピアノ

モチベーション

2015.12.16 08:00

「何十年ぶりかに再開しました♪」

「大人になって始めました♪」

「子供のころから趣味で弾き続けてきました♪」

など、大人の趣味のピアニストはさまざまです。


サークルなどに参加するようになって知りましたが、

意外と「趣味でピアノを弾いています」というアマチュアの大人の方、多いんですよね。


お互い、嬉し恥ずかし(朝帰り)で集まってピアノを披露しあったりすると

「世の中にピアノを弾く人ってこんなにもたくさんいるんだなぁ」

と感慨深いものがあります。


そういうピアノ好きで集まった時、必ず出てくる話題が

「モチベーション」。


ピアノを続けるモチベーション、どうやって維持すればいいのか。

どうすればモチベーションを上げることができるのか。


身も蓋もない表現をすれば、

「趣味なんだから、やる気がなければしなきゃいい。」

って話です。


一素人の私たちが、ピアノを弾くのをやめたところで誰も困らないし、おそらく誰も待っていない(^^;)


ええ、そんなことはわかっているのです。


それでも、「モチベーション」がよく話題に上がるのは、

「本当は弾きたいのに。本当は、本当は・・・。でもやる気が出ないのよ。」

とか

「本心では続けたいの。でも孤独で心が折れそうよ。」

とか

そういう側面が多分にあって、私たちを惑わせてしまうのではないでしょうか。


続けたいのに(今は)やる気が出ない。

弾けるようになりたいのに練習がつまらない。


ジレンマ。

矛盾。

paradox。


「ピアノが思いのまま弾けるようになる」というのは、永遠に完成しないテーマのようなもの。


望んでいるのは『もの』ではなく『状態』。

当然「お金」や「道具」を使って一瞬で手にすることはできない。

望む状態を得たければ、ある程度、いやかなりの練習が必要。

「ちょっと頑張ってみた」程度では、まず実現しない話である。

一朝一夕では得られず、長期的な継続によって少しずつ望む状態に近づける・・・・

それがピアノの道。



「望む状態がなかなか得られないために、続ける意欲(希望)を失う現象」

がこの大人ピアノモチベーション問題の具体的な姿なのでしょう。


私自身も、ピアノを再開して約2年。

これまでに何度か意欲を失いかけたことがあります。


「大人が楽しくピアノを続けるモチベーションの保ちかた」

についての諸々を、このブログの「モチベーション」というカテゴリで投稿していきます。